先日木村了さんお薦めの「シュルレアリスム展」に行って来ました。
彼がお薦めしなくても行こうと思っていたのですが、震災等で行く機会が中々なくて満を持して初めて国立新美術館にお邪魔しました。
いやー、見事な美術館ですね。
展示については、料金の割にはという感じでしたね、正直。
ポンピドゥセンター自体へも何度か行っていますが、大作は来なかったという感じです。
各コンセプト毎に分類されているんですけど、その分類についてごく簡単な説明パネルがあるんですけど、
これが難解でして・・・。(剛さんのインタビュー読んでるみたいに中々簡単には解釈できないの)
短い文章なんですけど、皆さんながーーーい事、そこに留まってました。
元々のフランス語自体が難解なのか?
単に翻訳が下手なのか??
理解されない解説がある事もシュールちゃあ、シュールでした。
まぁ、専門家が見ればすっと分かるのかもしれませんが。
私はマックス・エルンストとジョアン・ミロが好きなのですが、
久しぶりにマグリットやダリの作品などとそれらを一堂に見れた事は
まさにリアリティー(現実)から逃れられる格好の機会でした。
そう、現実逃避にはシュルレアルに身を投じるのが正解!と思ったのですが、
なにせ最近日本で起こっている現実の方が、この美術館の中のどのシュルレアルの絵より
ずっとシュルレアル過ぎて・・・
彼らのシュルレアルが”贅沢でのどかな屈折”みたいに思えたくらい。
もっとすごく混んでいるのかと思いきや、
割りと閑散としていました。
六本木自体も閑散としてましたね。
それこそがシュルレアル!
そういや、外国人も全く見かけなかったし・・・。
桜が満開でしたが、人手は極めて少なく・・・
そんな中、私たちに向かってインド系の男性が
『It’s so beautiful!!!』と感動しながら、桜吹雪の中を歩き去っていきましたっけ。
美しいものと出遭った喜びは、誰かと共有したいものですよね。
ブログを更新するとアクセス数が減るというハーレムブログ。
めっちゃシュルレアル。
オレのせいか?
では、また。
直ぐ来ます。