昨日『About A Son』見てきました。
なんか今の自分、KURTが死んでから13年経ってそれなりに人生経験や知識が増え、この年齢に達した今の自分が、彼の遺したそれぞれのコメントを聞くとすごく冷静に響くんですよね。
カートってつくづく繊細すぎで、生真面目すぎたんだよね。
単純なくせに複雑で、正に彼の書く詞の世界そのものな性格。誤解される事を挑発するような歌詞、ロックスターダム、全て自分が望んで創り上げたのに、その期待に応える事ができなかった。
人が好きで人に愛されたいくせに、人に対してはいつも冷笑的だったり。
自分自身や自分の置かれた状況を冷静に理解できてるくせに、自虐的な方法でしかストレスを発散できなかったり。
最後には、一番大切なはずの家族を守る事や自分が築いた全てを放棄して、さっさと死んじゃってさ。究極のわがままを行使しただけの人生だったって事だよ。
まぁ、それも純粋さ故の結果なのですよね、きっと。
映画見て再認識したけど、彼の人生そのものが矛盾の塊。
まるで自殺する為に生き、失敗する為に成功したみたいな・・・
ところでチケットを買う時に、映画のタイトルを言ったのですが、『カート・コバーンですね?』と確認され、ちょっとカチンとキマした・・・。
コバーンなら、せめてコバインと間違えて欲しいよ、”コバーン”の名づけの親さんよ。
だってCOBAINって書くのにどうして「I」をすっ飛ばせるの?AGAINはアガーンと読むのかっちゅーねん。
まぁ、つまんないちっちゃい事に腹を立てんとこ。
そうそう、映画の後に映画館と同じビルの中にあるオシャレーーーなカフェでお食事をしたのですが、トイレに入って飛びっきりクリビツ仰天
だってあーた、あたしがトイレの便器と向かいあった瞬間、手も触れていないのに、勝手にトイレの蓋がどひゃ~~~ってあいたんですよ。
思わず、ひゃあぁぁぁあぁぁあああと声を上げちゃいました。だって、次に手か貞子みたいなのが這って出てくるかと思ってさ。
いやーすげー。
あれが光一さんちにある代物なんすね。
それにしても驚いたぜ。
マジ心霊現象かと思ったし・・・・・・・・・・。
んじゃ、また別の話題しなきゃなんないので・・・
ばいばい。