クドカン脚本「ごめんね青春!」 低視聴率スタートのなぜ? – ライブドアニュース.
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売れっ子脚本家もこの数字ではメンツ丸つぶれだ。平均視聴率20%超えをマークしたNHK朝ドラ「あまちゃん」以来、初の連ドラ脚本。宮藤官九郎(44)の新作として注目された学園ドラマ「ごめんね青春!」(日曜21時~、TBS系)だったが、初回(12日)視聴率は10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)。2ケタぎりぎりのスタートとなった。
もっとも、「あまちゃん」以外は爆発的なヒット作に恵まれない脚本家。過去のいずれの連ドラも平均視聴率10%台前半から半ば程度である。
「コアなファンが一定数いるのでDVDはやたら売れる。作品の評価も高い。それでも本編は微動だにしない“低視聴率”というのが、クドカンのドラマです。今作も、金八先生やモリケン主演の『おれは男だ!』といったオジサン世代には懐かしい青春学園ドラマのテイストで、小ネタ満載。視聴率も内容もすべて期待を裏切らない初回ではありました」(コラムニストの桧山珠美氏)
朝ドラで名が知られ、国民的ドラマの生みの親とまでいわれた。そのクドカンの次回作にしては寂しい数字だし、台風19号の影響で在宅率は高く、格好の視聴環境だったはずだが、裏番組が悪かった。
福山雅治が旅するNHKスペシャルを筆頭に、「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)は明石家さんまを起用した特番、テレビ朝日系は鑑識・米沢守が主人公の映画「相棒」を放送した。結果、「行列」が17%に近い数字で時間帯トップ。ほか3番組で残った数字を“痛み分け”となった。
もし、2回目でヒトケタ台に突入したら、TBSは、ごめんねクドカン! で済むかどうか。
ゲンダイより