歌手近藤真彦(51)がデビュー丸35年にあたる12日、東京・北の丸の日本武道館で35周年ツアーのファイ ナルを迎えた。近藤は「いよいよ35周年も終わり。うれしいやら、ちょっと悲しいやら」と語り、「よく1年間、頑張ってきたな」と音楽活動に力を入れた今 年の自分を褒めた。
アリーナ中央のステージのセリから近藤が現れると、35年を共に歩んできたファンから「マッチ~」と大きな声援が。コンサートでは「ギンギラギン にさりげなく」「愚か者」や新曲「大人の流儀」など伊集院静さんが作詞した曲を中心に、デビュー曲「スニーカーぶる~す」や「ミッドナイト・シャッフル」 などヒット曲をちりばめた。
曲数は偶然にも“35”曲で、マッチ史上最大級のボリューム。最初と最後に「ギンギラギン~」を据え、「僕の原点だから35周年の締めくくりにふさわしい曲」と、こだわった。
客席には黒柳徹子(82)らも姿を見せ、アンコールでは、少年隊の植草克秀(49)を筆頭に、ジャニーズ事務所の後輩たちが祝福のためステージに大集合。
KinKi Kidsの堂本光一(36)は「みんな忙しくしていると思うんですが、僕らは来たかったんです!」とマッチ愛をアピール。
Hey!Say!JUMPの山田涼介(22)は「これからもマッチさんの背中を見て頑張っていきます」。また滝沢秀明(33)は「ジャニーズ事務所のアイドルの道をマッチさんが敷いて下さったから、僕らはいる。これからもよろしくお願いします」と感謝した。
近藤は「たくさんの皆さんと後輩たちに囲まれて、いい35周年を迎えることができました」と感激の面持ちだった。
大活躍の今年の最後には、19年ぶりのNHK紅白歌合戦が待っている。「来年は休む」とうそぶく近藤だが、「歌、ドラマ、映画のジャンルは問わず、年相応の『これだ!』と思える仕事をいただけたら、力を発揮したい」と走り続ける。
★コンサートに駆けつけたジャニーズの後輩たち は以下にて