公開してすぐに見に行きたかったんですけど、なかなか時間が合わず延び延びになっていましたが、ようやく先週末にレイトショーで見てきました。
近所のシネコンに行ったのですが、ここは週末の夜オールナイト上映をしてはいますが、場所がら新宿や渋谷と違ってそれほど混みあう映画館ではないんです。
なのに、この日はなぜか場内満員
いつもは全くヤル気のないグッズショップまで2人体制
一体なにごとかと思ったら、ONE PIECEの初日でした~。
すごーい
もう、この日のオールナイト上映はおろか、翌日も”全回満席”とチケットブースに張り紙がしてあって「エヴァンゲリオン」以来の衝撃を味わいました。
手薬煉ひいてONE PIECEの入場待ちをしている若者たちをかき分けながら、私はまったりと「なくもんか」の上映スクリーンへすたすたと(笑)。
でも、公開5週目にもかかわらず30人くらい入ってたんで、こちらも(この映画館にしちゃぁ)たいしたものかと。
えー、で、映画の感想ですが・・・。
何か物足りなかったです。
「舞妓Haaaaan!!!」のような爆裂した”笑い”を期待していたので、思いのほか下町人情モノ色が強く、「男はつらいよ」みたいで(サダヲちゃん寅さんのモノマネしてたけど・笑)、ただのイイ話なんだもん。
竹内結子ちゃんも、瑛太くんも、、塚本高史くんも、そしてもちろん阿部サダヲちゃんも、役者さんたちはみんなGoodだったんですが、なぜかストーリーに今ひとつ入り込めなかったです。
そりゃ、皆川猿時さんや、橋本じゅんさんや、チェッカーズみたいな髪型してる徳井優さんとか(無駄な演出)、クドカン脚本好きにはたまらない配役もあるんですけど、ハムカツが美味そうだった以外に心に訴えるものがなかったな~。
だって、ガチで「男はつらいよ」を盆暮れに映画館で見てた世代なもんで・・・
あれに勝るものはちょっと。
正直、トレーラーを上手く作ったなーって感じ。
完璧に”ウキウキウォッチング”に騙されちゃいました(笑)。
それにしても、クドカンってウキウキウォッチング好きだよな・・・。
しかし、”金城ブラザーズ”だけに、沖縄ロケに持ってくとことか、てっちゃんが議員秘書だったから男性遍歴とかもいちいち書類にまとめてレポートしてたのか、とか、いちいち辻褄が無駄に合うところは絶妙ですけどね。
まぁ~、塚本高史をあそこまで醜くして、しかも大画面でブリーフいっちょにしてくれて、あのシーンでわいは思わず「こりゃ、まいったね~」と、自分のデコをぺちっと叩いちまいました。
カムイのふんどし姿とは真逆にあるドキドキ感でしたね(笑)。
「美ら海水族館」で、沖縄方言に染まるクダリは笑えます。
わいもそうなので・・・。
えー、風邪を引いてる時にちょっとまったりぼんやりDVDでも見たい時にオススメです、とでもしておこう。