もし昔パンクだったおばさんが堂本剛のメッセージを読んだら #domoto #tsuyoshi #eniyui

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どーも・と。

随分とKinKiさんの話題もご無沙汰でやんした。

ドラマや映画についても語りたいので
これから頻繁に小分けってお邪魔致しやす。

まずは剛さんの最近のリリース『縁を結いて』についてですが、

初めて聞いた時は、なんか学校唱歌みたい
卒業式とか入学式とかで歌う曲みたいなメロディーだなって思いましたよ。

歌詞については
何度読んでも聞いても
例によってちょっと難解で
正に不思議な詩

「SHAMANIPPON」サイトについては、
色々とネット等でも物議を醸し出してるようですが、

まぁ、私も正直あのサイトを見た時は、
直観力使って思いっきりのけぞりましたよ。

「なんじゃあ、こりゃぁ!」
という言葉が、直観力使わなくても出てきましたよ。

だって、それはそうでしょ?

その位インパクトがありましたから。

誰も何も感じない事を、剛さんが敢えてソロでするワケありませんからね。
感じられ方がプラスだろうが、マイナスだろうが気にしちゃいませんよ、彼は。
それがパイオニアたる人の道であり
彼がソロで貫いてきた自己表現法ですから。

ジャニーズさんの息がかかってないメディアでも、散々あれこれと取り沙汰されてるようでしたが、

まぁ、そうやって少しでもメディアや世間が騒いだ時点でプロモーションは成功
また、ファン以外の人の目や関心を引いた事でネットマーケティングも成功
ってことでは?

剛さんも言ってましたもんね。
自分がジャニーズじゃなかったら、誰も騒がない、と。

確かに、です。

そしてその条件下であれば、
私も一生SHAMANIPPONたる世界に関心を寄せなかったし
立ち入る事もない

剛さんの発信するメッセージで重要なのは、
直観力を養って理解する事より
リテラシーを働かせて解読する事・・・

「COUNTRY OF INTUITIVE POWER」の内容を読むと
なんのこっちゃか、私にはさーっぱり分かりませんし、
残念ながら自分の感性に響いてくる部分も全くないんですが、

破けてる太陽の背景とか
SHAMANって言葉から始まって(アメリカンインディアンの霊媒師ですよね?!)
なんとなく怪しい単語や表現が連なっている事とか
おいそれと軽い気持ちで入国したくないような
オレオレ詐欺的な危ない匂いがするというか・・・

私のリテラシーはそんな具合に呼応したのですが
それこそが、受け止めるべき今回のメッセージなのかもしれないのですよ

だって剛さんって、
アプローチャブルで
誘い上手でもあるけど
決して自分の中に誰をも入れない感じがするんですね。

でも、現状剛さんには剛さんを必要としている人
剛さんの事を重要だと思っている人が沢山いるワケです。

@shama_nipponのツイッターの書き込みを見てても
ホントそればかりを感じます。

その一方で
剛さんが何かを打ち出す度、
それを必死に理解しようとし
必死にそれについて行こうとがんばってる
そんなファンも沢山いるんじゃないかと思います。

元々は、
金田一少年のはじめちゃんが好きでファンになったり
KinKi Kidsの歌が好きでファンになったり
私の様に「LOVE LOVE 愛してる」から興味を持ち出したり
その他、諸々なきっかけがあったと思いますが、
その”いままで”の殆どは、彼のジャニーズ傘下での活動であり
それが彼のファンのクライテリアでした。

ソロ活動でのクライテリアは、そんな”いままで”とは全く異質なので、おのずとそこに大きなギャップが生じる事は想像に難くない。

つまりファンとなるべき人の属性が
KinKi Kidsと堂本剛ソロ活動では大きく違ってくるはずなんです。

でも、一緒。ほとんどが、一緒。
不自然なくらい、一緒。
KinKi Kidsのライヴも行けば、ENDLICHERI☆ENDLICHERIも行けば、堂本剛でもなんでも、どんな名義であろうと行く。

その共通項は、堂本剛という存在の重要性だけなんですよね。

ソロの剛さんを見て、
”いままで”に戻って欲しいとか
そうなればいいのに~
と望みますか?

私はそんな事は決して望んではいけないと思うのですよ。

彼は好きな時に好きなフォームを容取り
思いのまま仕掛けてくるんです。

無防備で
そしてある意味、無邪気に

剛さんは定量的な成功に全く興味がないとも言ってました。

彼は10代の頃からKinKi Kidsでもドラマでも、ずっと定量的な結果を出すプレッシャーに応えてその結果を出し続けた。

だから、ソロで晴れて自由に咲かせる事ができるようになった彼の音楽やアートは、定性的に評価されたいのだと思うんですよね、定量的ではなく。
それこそ直観力を研ぎ澄ませて

だからこそ、常に定量的価値観にこだわるジャニーズに属する価値があるんだと思えます。
彼が浮くので。
そして大前提でもある注目も得られる(=職業としても成立する)というベネフィットもある。

でも世間一般の人はそんなに深く彼を理解しようとは思わないので、好奇心と奇異な目で

堂本剛はどこを目指しているのか?

となる。

実は私は、大変読解力が低いのに加え、日々あれこれと生きるのに大変忙しく、剛さんの語る独特な言い回しや例え(?)等が、自分が文字を読むスピードで理解できなくなった時点で、雑誌のインタビューとかも読まなくなってしまったんです。
どうせ読んでも頭に入らないし残らないから。
まぁ会報は辛うじてなんとか読破できてますが・・・。

そんな風に常日頃から剛さんの発言を直ぐに理解出来ない事に慣れてしまっていた中、
先日の宮根さんとのインタビューは興味深かったです。

宮根さんが剛さんの言い回しを私の様な下々にも分かるように言い換えてくれて、
まるで通訳というか、霊媒師みたいだなと感謝したくらい。

そこで悟ったんですが、剛さんはきっと自分や自分の作品を語る時、
あまりにその世界に精通しているが故、
万人が理解できる様に語る表現力を持ってないんじゃないかと。
いや持ってなくてよろしいんじゃないと。

なんか良く分からない歌詞
なんか良く分からない言葉
なんか良く分からない世界観

確かに彼が自分の世界観を学習塾の講師や池上さんみたいに万人に分かり易く説明したら、
なんか詰まんないというか

きっと味気ないに違いない

いや、良く分かってる、完璧に理解していると思っているファンの方もそりゃ多いと思います。

そういうファンは勿論私のような良く分かんないと言ってる人間の事を批判したくなるでしょうが、
これはしょうが