また勝手に新しいカテゴリー作っちゃった。てへっ。
今日は珍しく仕事が暇だったので、仕事を早めに切り上げてアキラ28さんお勧めの「重力ピエロ」を見てきました。
いや~、良かった。岡田くんが。
映画では左利きだったので、なんで「乙男」見てて気づかなかったのだろうと思って、帰宅してネットで調べたら、役作りだったんですね。
もし本当なら当然気づいてたでしょうしね。
しかし、あの顔で左利きだったもんだから、わたしゃあ性懲りもなくまたキアヌ(若い頃ね)の面影を彼に重ねてしまいましたよ。
私ってこうやって一生和製キアヌを探し求め続けるのかしら????
でも見たい!
岡田くんがスコット役の日本版「マイ・プライベート・アイダホ」を!!
しつこく、まだ言ってます。
そしたら、マイクは誰が適任だろう
・・・・・・・・・・・・(妄想中)・・・・・・・・・・・・・・
<<以下「重力ピエロ」のネタばれご注意>>
ところで、「重力ピエロ」ですが、原作は読んでないので、原作との比較は出来ませんが、映画に関しては、ストーリーがものすごく分かりやすくて、構成も丁寧で良く練られた秀作だと思いました。
(えらそうな言い方ですが・・・)
とにかく最初から最後まで、無駄なシーンやセリフがなくて、全てがひとつの(ふたつの?!)事件に繋がっていく様を確認するのが最大の醍醐味でした。
あと、あんな岡田くんやこんな岡田くんがキレイだったとこもね。
放火犯人が誰なのか?
グラフィティペインターが誰なのか?
春くん出生の秘密等など、ミステリーの部分は映像で明らかにされる前に、直ぐ分かっちゃいますが、パズルの完成画を知ってても、ひとつひとつのピースをはめていく経緯を楽しめるような、そんな映画でした。
一個人が自然に科せられる以上の重力を科せられて家族のそれぞれが生きていかなければならなかった残酷さや一人一人にそれぞれ違った過酷な運命があって、それでもそれぞれが家族を恨むでもなく、頼よるでもなく、個々で乗り越えようとする強さなどが、説明がましくなく描かれていたのも好感が持てました。
岡田くん演じた春がガンジーの哲学を随所で引用するのですが、確かに非暴力主義を理想と掲げても、それは確かに理想でしかなく、隙間のない絶対的な悪の前では理想や理屈、ましては善など全く通用しないわけで、春くんは幼い頃からずーっとそのギャップを確認する日々だったのかもしれませんね。
だから自分の中の矛盾を消すには、悪の根源を消すしかなかった。
そして、忌まわしい思い出を清めていかなくてはならなかった。のかしら??
つまりは、悪と同じ想像力を武器として、それを封じ込まなくてはならなかったんじゃないでしょうか?
そうしないと泉水にとっても、春にとっても、終わりが始まらないと言うか・・・。
奇しくも兄弟は同じ目的を持って、悪に挑もうとするのですが、最終的に手を下したのは皮肉にも遺伝子の為せる技だったという事も皮肉で・・・
それにしても、悪役を演じた渡部篤郎さんのセリフが超ヴィヴィッドでした。
世の中にそんな考え方があるんだと、マジでびびりました。
悪役が突き抜けた悪だったせいか、春というキャラクターに強烈に惹かれましたね。春が善かというと、そうじゃないとこにも。
春は「MW-ムウ-」の結城の様にダークヒーローであり、そして、美しい。
やっぱキャラクター的にこの組み合わせを持っていると、女性には刺激的でたまらない魅力になるんですよね。(へっ?あーしだけ??)
「重力ピエロ」も「MW-ムウ-」同様に、何が善で何が悪なのか?また、法の範疇では裁ききれない罪と罰がある事を考えさせられます。
こういった映画を見ると、必然的に今集中的に報道されている事件の家族や何の罪もないお子さんの事がよぎります。
話は変わりますが、「新堂本兄弟」3rd LIVEはとても興味深かったです。
なんだか、あれをDMBB 3rd LIVEと言えるのかどうかは意見が分かれる感じですが・・・
また、記念LIVEと銘打った意味があったのかどうかも微妙ではありますが・・・
DMBBのメンバーじゃない人の方が見せ場が多かったような・・・・。
ところで、ほぼ毎晩山田孝之さんのドラマを後追い鑑賞している中、久しぶりに光一さんのお顔を見たら、彼がひときわ美しく見えましたよ。
やっぱ王子だぁ・・・と。
(いや、山チンも若い頃は相当な別嬪さんですよ、それは、もちろん)
ギターもカッコよかったですし、音も良く拾えました。
39!
うららさんから、ライヴを見た後「”The night before Christmas ”は、光一さんのギターが一番良かったよ。」とメールが来ましたしね。
剛さんはイヤモニが調子悪かったせいか?一瞬去年新潟で見たおっけじー顔になったので、生放送なだけに緊張が走りました。
右のイヤモニを勢い良く外してましたが、それが原因だったのかしら??
でも「しるし」を歌った時は、本家とはあまりに違う美声&滑らかさだったので、最初『誰の曲だろう』と全然分かりませんでした。
いや~、剛さんが歌うとなんでも良い曲に聞こえるす。
では、今日のところはこの辺で。
Wave Goodbye