本日頭を切り替えて、シネスウィッチで行われた「しゃべれどもしゃべれども」の初日舞台挨拶に参加して参りました。
1回目はメディア取材が入っていて、太一くん、香里奈さん、伊藤さん、森永くん、松重さん、八千草さん、平山監督が登壇。皆さん客席の通路を通ってのお出ましでした。
太一くんは三つ葉の衣装で、香里奈さんは映画の中のあだ名である黒猫のアクセントが数箇所にアクセントとしてある素敵な黒ベースのお着物姿でした。
太一くんは撮影が始まってから監督から別な台本を渡されたそうで、結局は落語を覚えないとならない事を知って、監督にハメられたと感じたそうです。映画を見たら一人でも多くの人に見てもらえるように薦めて欲しいともおっしゃってました。
森永くんは宿題をよく太一くんから教わっていたそうで、太一くんは相手が4年生だったので、ギリギリ教えられたと言って笑いを誘っていました。
そして、『「見所」についてよく訊ねられるけれど、それは皆さんが決めて下さい。皆さんが見所だと思ったところが見所です。』のようなコメントもありました。
最後に太一くんの音頭で3本締めとなり、また通路を客席の通って控え室に戻っていました。
2回目は、太一くん、香里奈さん、森永くん、松重さん、平山監督、原作者の佐藤多佳子さんがご登壇。
佐藤さんは10年前にこの作品が出版される7年前から構想をもっていたそうで、延べ17年前にこの作品が生まれたので、香里奈さんは小学生、森永くんは誕生もしていなかった事になるとの指摘がありました。映画化のおかげで、自分が創造したキャラクターが実際に生きている事に感動したそうです。
1回目の挨拶の時もそうでしたが、森永くんの挨拶は結構大人びていて、時折大阪弁もちらほら出てすごく可愛かったです。森永くんが挨拶する度に、太一くんは体を彼の方に傾けて優しい表情で見守っていたのが印象的でした。
太一くんの音頭で再び3本締めで終了。
映画館ではいろいろなグッズが販売されていました。映画にも出てくる江戸風鈴、風鈴ストラップ、レプリカてぬぐい、村林の金太郎飴と上手にしゃべれるようになるお守りなどなど。館内には太一くんのサインもありました。
キリエならぬ、キャストの切絵が展示されていました。太一くんのだけあまり似てなかったように思えましたが・・・・?
2回の舞台挨拶でシネマの周りはごった返してました。通りがかりの女性が「これは何で並んでるんですか?」と訊いてきたので、『国分太一くんの映画の初日舞台挨拶があるんですよ。』と教えてあげました。
肝心の映画の方ですが、試写で1回、本日は2度目だったのですが、やはり太一くんがすごく男前なんですね。本当に惚れそうになる位、男前なんです。
太一くんに対して、こんな感情を抱いたのは初めてですが、本当に男前でした。
最近見た邦画の中でも私のこの映画に対する評価は高いんですね。下町情緒がにじみ出てる感じにも共感が持てますし、「しゃべる」事の難しさ、尊さが実感できるすばらしい映画だと思いますし。コミュニケーションが苦手な方、しゃべるほどどつぼにはまってしまう方、しゃべっても全然真意が伝えられない方は、この映画を見れば何かヒントが得られたりすると思うので、お勧めしたいです。
では、また来ます。
さよなら。