ちょっくらベガス その2なんですが、
いやね、10年経ってこんなにも変わる??ってくらい変わってましたね。
完璧に観光化してるもんね。
まぁ、昔から観光地ではあるんでしょうけど、
なんかすごい安っちい観光化というか、
とにかくそこらじゅうに大道芸系の人がいたり
コスプレして一緒に写真を撮って小銭を稼ぐ人がいたり
(←ジョニーもどき。でもそっくりでした。ジャック・スパロウのモノマネもしてくれた。)
しかもどこもすごい人で
確実に観光客が増えている気がしました。
しかも若者ばっか。
20-30代がメインの街になってました。
リーマンショック以来のドル安もその理由かもしれませんが
しかも、夜になればなるほど人が多い。
とにかくスケールがでかいので
まず、ホテルの部屋からエレベーターまで3分
エレベーターホールからカジノを横切って、ホテルの出入り口まで5分
ホテルの出入り口から、ストリップ(目抜き通りね)まで5分
って、感じなんすよ。
まじで。
ホテルの部屋からストリップまで約15分くらいかかるのですよ。
まぁ、これは以前も経験したので覚悟はしていたものの
さすがに足に堪えますよ。
でもね、オーランド(フロリダ州)なんてもっとすごい。
ホテル自体が町みたいな広大な敷地で、
部屋はほぼ平地かせいぜい2階建てだから、自分の部屋からレセプションまで
延々と外を歩かされるの。
その間、数々の屋外プールを通り過ぎたりして
もう半端ないもん。
あれは心底アメリカのでかさを肌で感じた瞬間でしたよ。
今回はここに泊まりました。
噴水で有名なベラッジオね。
確か光一さんもここにお泊りでしたよね?
まぁ、このホテルではひどい目に遭いましたよ。
今回H●Sさんのご予約で行ったんですけど、部屋がジョイントルームでして
隣の部屋の会話がすべてドア越しに丸聞こえなんですよ。
まさに丸聞こえ。うっかり●もこけないっす。
最初の夜は、たまたま誰も泊まってなかったので快適でしたが
2日目はアメリカ人の男2人が泊まって
夜中にパーティーが始まって、えらいこっちゃでした。
私はイヤープラグしても全く眠れず、次の朝にクレームしたら、今日はその人たちがチェックアウトするからと、言うんで、我慢したんですよ。
そんで、夕方たまたま部屋に荷物を置きに行ったら、
確かに違うアメリカ人でしたが、またもやパーティー族で
音楽じゃんじゃんかけて、すべて筒抜けなの。
もう頭にきて、H●Sベガスに何度も電話してもまったく出ず!
烈火のごとく怒りまくってレセプションに行ったら、
ようやく部屋を変えてくれました。ただし謝罪の言葉ひとつなしよ。
全く同じ部屋の間取りでしたが、ジョイントじゃなくドアが壁になっていたので、隣の音は全く聞こえず、以後は快適でした。
しかし、そもそもなんでジョイントルームを宛がわれたのか、すごく不満が残りました。
どのホテルも何千部屋ってあるのに、滅多な事では満室にはならないでしょ?
H●S経由だとそういう部屋しか与えられないものなのか?と帰国してから確認したのですが、あくまでもホテル側の決定でH●Sだからではないと言われました。
確かにそうなのかもしれませんが、
でも、今回初めてH●Sでホテルを予約して、わざわざジョイントルームを宛がわれたわけで、
今まで一度もこんな扱いを受けたことないので、
やはり、2度と使いたいくないなと思っちゃいました。
現地スタッフもグダグダで、空港からタクシーで10分しかかからないのに
1時間以上も空港のパーキングで足止めされましたからね。
あれ買え!これ予約しろ!って。
とにかく営業がすごくて、みんな早くホテルに行きたいのに、辟易してましたよ。
まぁ、JT●さんでワイハーに行った時も営業スゴかったけど。
このジョイントルーム事件がなかったら、ホテルは至って便利な立地でして、ベガスにしては、部屋も超豪華!(ちゃんと別途シャワー室もあったし)
毎回ホテルを出たり入ったりする度に噴水ショーと出くわして
何種類かのショーを自動的に見れるし
しかも、シルクドソレイユの「O」がこのホテルで上演されているわけですよ。
光一さんをはじめ、ジャニーズのミュージカル組の皆さんも観劇したんですよね?
あと、花より男子の映画のロケ地でもありましたね。
そう、この「O」を見て思いました。
ジャニーズさんのショーの全てが入ってると。
つか、ここがアイデアの発祥なんだと悟りましたよ。
SHOCKで利用されているアクロバットも沢山ありましたもん。
あとは、ジャニーズさんのライヴとかでもね。
なるほどなと思いましたよ。
ちなみに、ネットで事前に調べると常にソールドアウトみたいに言われてますが、
私らが参加した日は週末だったにもかかわらず、60%くらいの入りでした。
もはや当日券や割安のチケットで見れるんですね。
知らずに日本から予約しちゃったけど。
それにしても素晴らしいショーでした。
もう、別世界体験です。
今までシルクは、TVで「コルテオ」と「デリリアム」を見ただけでしたけど、
「O」は、あらゆる意味において別格ですね。
もうね、SHOCKとWater Boysの両方を一度に楽しめるみたいな・・・(違うか・・・)
とにかく、あまりの斬新さとこのシアター自体の素晴らしさに圧倒されました。
このショーを見ただけでも、ベガスに行って良かったと思えるような
そんなショーでした。
これがジャニーさんの目指して
いるショーの形なんだなぁというのが
つぶさに感じ取れましたね。
関連商品もすごく凝ってて、
デザインも素晴らしいし
ディズニーショップ並みのアイテム数で
ただね、やはりひとつ最大限に違っている事があって
それはやはり観客の空気というか
ノリですね。
「O」は、セリフなんてないも等しいので
どんな国籍の人でも楽しめるのですが、
あの観客のノリは日本では得られないですよね。
ものすごいアクロバットが決まった時や
コミカルな場面など、見せ場のシーンで、会場が自然と一体化して盛り上がるみたいのは、
日本では楽しめない醍醐味です。
満席じゃなくても、あれだけ盛り上がる観客がいたら
演者も自然と気合が入るんじゃないかと思いました。
所かわって、
ダウンタウンのフレモント・ストリートの天井イルミネーションはQUEENでした。ラッキー!!
老若男女が天井に向かって、皆一緒に歌って、拳を振り上げて、盛り上がりました。
QUEENが終わると、普通にコマーシャルタイムみたいになるんですが、
そこで、ぶら下がっている人たちに気づいてびっくり!!
ロープで天井を行き交うライドがありました。
こちらは、LinKinじゃなかった、
Linkin Parkのチェスターです。
ホテル帰ってTVつけたら、リンキンのライヴやってました。
パリ公演だったかな?で、普段薄着の彼らも重衣料をまとい
とにかく寒そう。
貴重な映像です。
寒いと言えば、ベガスって超寒いんですよ。
あーしなんて、H&Mでセーター買っちゃったもん。あとスカーフも。
あまりの寒さで。
そうなんですよ、冷房がすごくきついんです。
外はすごい暑くても、いったんホテルの中に入ったら凍死するくらい寒いの。
「0」観劇の時なんて、ありとあらゆる防寒をしましたけど、
それでも寒かったですからね。
さすがの西洋人も寒いを連発してましたよ。
これは有名なトレジャーアイランドホテルのパイレーツショーのクライマックスです。
相変わらずすごい迫力。
しかし、ショーの内容は全く変わっていて
ものっすごい大胆に大人向け(男性向け気味)なの。
子供も沢山見に来てるのに、結構すごいんですよ。
ヴェガスに来て3日目位にようやく見る事ができたんですね、
なんたって、毎日結構風が強くてキャンセルされ続きだったんす。
キャンセルって発表された時に
大人の男子どもが、パイレーツ!コールをしていた理由が分かりましたよ。
ミラージュの火山ショーは、パイレーツほど変貌していなくて
かぶりつきで見たので、すごい迫力でした。
こういうのがすべて無料ってすごい太っ腹ですよね。
では。
P.S.
そう言えば、ドラッグストアに行った時、
セルフチェックアウトで清算したんですが、
店を出ると背後から声がするんですよ。
「マーム、マーム」って。
まさか自分が声かけられると思っていないので、
そのまま通りを歩いてると
まだ「マーム、マーム」って聞こえるんで、
誰が誰を呼んどんのや?と思って振り返ったら、
おじさんがめっちゃ私の事を見てて
やっと振り返ってくれたという顔をして
「You forgot to take your change!(あんはん、お釣り忘れてまっせ!)」って。
そうなんす。
オレっした。
セルフチェックアウトに20ドル札入れて、
お釣りの10ドル札とコインをそのままにして、すたこらさっさ店を出ていたのです。
あっしが驚いてお礼を言うと
「It’s okay! I just don’t like taking somebody’s money.(あっしは、人様のお金を取るなんぞ、野暮なことはしやせんぜ!)」って言わはったんすよ。
アメリカでですよ。
すごくないですか??
しかも、わざわざ店を出て追いかけてきてくれたんすよ!
しかも、何度呼んでも振り返りもしないのに、
辛抱強く、呼び止めてくれて・・・
39!
世の中、ほんと捨てたもんじゃないっす。
P.P.S.
マームってのは、
女性を尊敬する呼び方ね。
Madamの省略系のMa’amす。
尊敬までしてくれたなんて・・・・・
ええ人。