お疲れ様でした!

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2001/11/22
あゝ、荒野、無事千秋楽の幕がおり、打ち上げも盛り上がったようで、本当にお疲れ様でした。
やっと肉を食べることができたかな。
休む暇は無さそうだけど、充実してるからいっか。
なにより松本潤は、忙しければ忙しいほどビジュアルが安定するというアイドル体質の人なので、心配無用なんですな。

舞台には色々なテイストがあるけど、前回の白夜の女騎士といい、今回の荒野といい、これほど体力と精神力の両方が必要な舞台ってそうそうない。

何しろいつもハードルが高い。
高すぎだよね。
台詞が膨大とか、動きが半端ないとか、そういう意味じゃなくて、もっと前提的なやつ。
まだ生きてる天才野田秀樹が演じたサスケと、自他ともに職業は『寺山修司』と言わしめた唯一無二の天才。
そんな伝説の詩人が唯一書いた小説の戯曲化って。
無難さとかけ離れた引きの強さに、松本潤の背負ってるものの大きさを感じずにはいられないわけです。
この5年の間、松本潤が何を求め、何を積み重ねてきたのかが、如実に表れた舞台だったことが、たかが一ファンながら誇らしくてなりません。
なので、書いちゃおうかな。
バカヲタ丸出しで大絶賛しちゃおう!

とにかくね、ひらすら美しかったです。
メディアでは肉体美ばかりフィーチャーされてましたけど、顔も超絶カッコいい!
私は松本潤の顔が好きなわけじゃないんだけど、今回ばかりは本当に綺麗な顔をしてるんだって、改めてまじまじと見蕩れる始末(ヲタ暦10年でーす!)

その顔に、あの体ですよ。
そりゃもうとんでもなく光り輝いて眩しいのなんのって!
私と相方が松本潤を形容する時、この10年ずーっと『真っ白でキラキラだったね!』というバカのワンフレーズなんだけど、それ以外の言葉が見つからないんだよね。
(ボキャ貧なのは承知です!)


とにかく松本潤のフォルム好きとしては、あの一切無駄の無い肉体の美しさににひれ伏すのみです。
新宿新次を演じるのに、一番必要だったあの雄弁な肉体。
でもあの体を作ったのは、目的の為に努力を惜しまないという精神性なんだよね。

基本潤君て、向き合うものを深く理解することをいつも求めていて、考えて考えて、全身にその役を浸透させていく。
そんな彼が、今回はまず体を作ったことで、脳内で驚くべきケミストリーが起こっちゃったんだね!
これね、きちゃったよね!
何かブレイクスルー的なヤツが訪れちゃったはずだと、確信してます。


そして声!あのデカイ箱に響き渡る声!
めちゃくちゃ感動した。
最初の台詞で全身鳥肌が立って、そのままぞくぞくしっぱなしだった。
芳子役の黒木華さんと新次の台詞が一番聴き取りやすかったという驚き。
すごいっしょ!


松本潤は、次のステージへと、一段高い景色を求めて旅立っていったんだと、そう思えた舞台でした。

スタッフの皆様、共演者の皆様、蜷川様に心より感謝申し上げて、次の作品「ラッキーセブン」を心待ちにしたいと思います。

 


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