いやぁ~、ごぶさた、ごぶさた。
夏以降、あたくしは時間があるんだかないんだか不思議な毎日を送っておりまする。
なんと言っても最近では、すっかり140文字以内で情報を得たり発信したりする時代なもんで、文章を綴るという行為からも遠ざかってしまっております。
しかし、あたくしがtwitterを始めた時なんて英語表示だったし、日本人なんて滅多につぶやいちゃおりませなんだ。それが、今日び、コレだもの。
目下、気管支を患っており、ドリフのコントの寝たきりお父つぁんのようにゴホンゴホンしながらですが、最近観た映画の話なんぞ書き記してみたいと思います。
① カノジョは嘘を愛しすぎている
先日、TOKYO DOME CITY HALLで完成披露試写会がございまして、イケメンがわっちゃり集まる現場が大好きなあたくしは、いそいそと出かけて参りました。
佐藤健くんにお目にかかるのは「BECK」、「るろうに剣心」と3本目になりましたが、いつもながらにチャーミング!
彼ってパーソナリティがそう出来ているからなんだと思うのですが、主演だからといって決して前に出過ぎることもなく、かと言ってMCを困らせるほどシャイでもなく、場と人の空気を読んで常に適度な振る舞いができる「ムーブアイ」的なお方なのですよね。結果、リーダーシップがある、ということになるんですけど。
映画の感想は近日中に更新しますね。
② 四十九日のレシピ
岡田将生くん見たさに初日舞台挨拶に行って参りました。映画は予告を見て何となく「ホノカアボーイ」みたいな空気を感じたので、興味を持ってはいたのですが「永作博美主演って重たそうだな~」ぐらいにしか思っておらず、余り予備知識はありませんでした。その結果、まんまと号泣させられ・・・。
将生は日系ブラジル人っていう、びみょーな役どころで(笑)賛否あるとは思いますが、永作さんとの河原で語り合うシーンなんて、やっぱりホロっと泣けちゃったし、将生らしいハートでぶつかってくるお芝居が見れたので満足でした。
まだ公開中なので、ちょっとでも興味のある方は是非見て下さい。二階堂ふみちゃんが素晴らしいです!
③ 潔く柔く
これも初日舞台挨拶目当てで行ったんですが、午前中に健康診断がありましてですね・・・。
ええ、ええ、そうです、バリウム腹を抱えて見に行ったってわけですよ。
舞台挨拶までは良かったんです、別に何事も起こりそうな気配もなく楽しく将生のトンチンカンぶりを堪能していたんです。
映画が始まって30分ぐらいしたところで(まだ将生は映画に出て来ず、ずーっと無理くさい長澤まさみの高校生っぷりを見せられていた)お腹がちょっと痛んできまして、それからは将生が登場しようが何だろうが映画に集中できず、このまま乗り切れるわけもないので、周りにご迷惑を掛けつつ離席しました。
で、意外にも時間がかかってしまいましてですね、席に戻ろうかな~と思って時計を見たら、もう残すところ15分ぐらいなわけですよ。きっと、(あんな映画だって)エンディングに向けて一応の盛り上がりを見せている頃で、そんな時にまたノコノコと皆さんの前を通って(何しろど真ん中の席だった!)邪魔をするのは憚られたので、別に結果が気になる映画でもなし、帰るべ!って(笑)。なので、ほとんどこの映画の内容は覚えておりません。お気に障った方はお目汚しご勘弁を!
④ キャプテン・ハーロック
私の大好きなハーロック!!子供の頃からアニメシリーズだけでなく映画もOVAもエメラルダスシリーズもすべて見ているわたし。しかも、ハーロックの声を小栗旬が担当するなんて夢みたーい!!
で、早速公開してすぐに見に行きました。3Dだと内容に集中できないので2Dにしたんですけど、3Dにすれば良かったと後悔。
あたくしはね、楽しかったんですよ。ハーロックは徹頭徹尾カッコ良かったし、おぐりんの声もマッチしてたし、何しろ3Dアニメーションのクオリティにお口あんぐりでしたから。
オリジナルアニメを焼き直しただけだったら、オールドファンにきっと”あーだこーだ”言われるでしょうから、アナザー・ストーリーにしたのは正解だと思うんですけど、それにしても少しファンを置いてきぼりにしたかも。
春馬の兄ちゃん(イソラ)のエピソードがくどいのと、ハーロックと言えばトチローやエメラルダスの存在が欠かせないわけで、そこを余りにもないがしろにしたのは頂けなかったかな。
初めてハーロックに触れる方にとっては、ちょっと地味だったと思うんですよね。”宇宙海賊”ってフレーズをタイトルから除いてますんで、その分、エンターテイメントから外れた感があります。ハーロックって”男の浪漫”とか精神性がウリなので、勧善懲悪の分かりやすさもないし、ガンダムやエヴァンゲリヲンみたいにモビルスーツやEVAが出てくる派手さがないんですよねぇ。
後日、キリエさんやハーレム別働隊と一緒にまた見に行ったのですが、やっぱり皆さん「これは興収とれないわ・・・」との感想でした。
⑤ 劇場版「薄桜鬼 京都乱舞」
待ってましたの薄桜鬼!
大きいスクリーンで薄桜鬼が見れるなんて、素晴らしすぎる!!
そして、内容もこれまでのストーリーを踏襲しながらも、単にTV版の編集ではなく劇場版用に作画されているので、新しい側面から描かれている場面もあり、非常に見応えありました。見終わってもすぐリピできないのが劇場版の悲しさよ。
時代劇らしく奥行きのある美しいアニメーションは、映画のロケーションのように気温や風まで感じるほど精緻で情景豊かなんです。早くブルレイが欲しい~!!
⑥ あの日見た花の名前を僕達ははまだ知らない
もはや、日本が誇れる映像コンテンツは「アニメ」しかないんじゃないかと思いますよ!
邦画はだんだん腐ってきましたからね、そろそろ現状打破しないと限界も近いかと。
「あの花」は「薄桜鬼」を見に行った時に予告で見て、ちょっと興味を持ってたんです。
で、たまたまこの映画の公開日に某シネコンを通りかかりまして、何の騒ぎっだってぐらいにグッズが軒並み完売になってたんです。あたしゃ、全然知らない作品だったもんで「こんな世界もあるのねぇ」ぐらいに思ってたんです。で、暫くしたら「あの花」の興収がエライことになってるって情報が入り、そんならどんなもんか一辺見てみっぺと思って軽い気持ちで映画館へ参りました。
いやあ~、やられました!
すっかり、飲み込まれてしまいました。
もう、号泣に次ぐ号泣で、映画館ではしたないぐらい泣いてしまいました。
公開から随分経っているというのに、8割方埋まった客席はリピーターさんもちらほらいましたが、やはり多くはあたくしのように評判を聞きつけて足を運んだ初見のお客さんだったらしく、そこここでしゃくりあげたり嗚咽が漏れておりました。なので、あたくし1人ごときがわんわん泣いていても、ちっとも恥ずかしくない!この環境が助かりましたです。
「木更津キャッツアイ」っぽくもあり、はたまた「親指さがし」っぽくもあり、「20世紀少年」みたいに懐古的なムードもあったりして、本当に心を揺さぶられるいい映画でした。見る前は”めんま”の甘ったるい声に耐えられるかなー、って心配してたんですけど、全く気にならなかった。
しかしね、苦しいぐらい切ない話ですよ。悲しくて切ないんだけど、爽快感と達成感に満ちた前向きでひたむきな映画なんです。
ところどころ劇場版では説明不足なくだりもあったので(”ゆきあつ”の女装のくだりとか、”あなる”がどうしてこんなとんでもないニックネームなのかとか)、思わずテレビシリーズも一気見してしまいました。で、またもや号泣!えげつないほど泣いちまいました(笑)。
こちらは近く映像ソフトがリリースされるので、見てない方は絶対!絶対!見て下さい!!
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夏以降、あたくしは時間があるんだかないんだか不思議な毎日を送っておりまする。
なんと言っても最近では、すっかり140文字以内で情報を得たり発信したりする時代なもんで、文章を綴るという行為からも遠ざかってしまっております。
しかし、あたくしがtwitterを始めた時なんて英語表示だったし、日本人なんて滅多につぶやいちゃおりませなんだ。それが、今日び、コレだもの。
目下、気管支を患っており、ドリフのコントの寝たきりお父つぁんのようにゴホンゴホンしながらですが、最近観た映画の話なんぞ書き記してみたいと思います。
① カノジョは嘘を愛しすぎている
先日、TOKYO DOME CITY HALLで完成披露試写会がございまして、イケメンがわっちゃり集まる現場が大好きなあたくしは、いそいそと出かけて参りました。
佐藤健くんにお目にかかるのは「BECK」、「るろうに剣心」と3本目になりましたが、いつもながらにチャーミング!
彼ってパーソナリティがそう出来ているからなんだと思うのですが、主演だからといって決して前に出過ぎることもなく、かと言ってMCを困らせるほどシャイでもなく、場と人の空気を読んで常に適度な振る舞いができる「ムーブアイ」的なお方なのですよね。結果、リーダーシップがある、ということになるんですけど。
映画の感想は近日中に更新しますね。
② 四十九日のレシピ
岡田将生くん見たさに初日舞台挨拶に行って参りました。映画は予告を見て何となく「ホノカアボーイ」みたいな空気を感じたので、興味を持ってはいたのですが「永作博美主演って重たそうだな~」ぐらいにしか思っておらず、余り予備知識はありませんでした。その結果、まんまと号泣させられ・・・。
将生は日系ブラジル人っていう、びみょーな役どころで(笑)賛否あるとは思いますが、永作さんとの河原で語り合うシーンなんて、やっぱりホロっと泣けちゃったし、将生らしいハートでぶつかってくるお芝居が見れたので満足でした。
まだ公開中なので、ちょっとでも興味のある方は是非見て下さい。二階堂ふみちゃんが素晴らしいです!
③ 潔く柔く
これも初日舞台挨拶目当てで行ったんですが、午前中に健康診断がありましてですね・・・。
ええ、ええ、そうです、バリウム腹を抱えて見に行ったってわけですよ。
舞台挨拶までは良かったんです、別に何事も起こりそうな気配もなく楽しく将生のトンチンカンぶりを堪能していたんです。
映画が始まって30分ぐらいしたところで(まだ将生は映画に出て来ず、ずーっと無理くさい長澤まさみの高校生っぷりを見せられていた)お腹がちょっと痛んできまして、それからは将生が登場しようが何だろうが映画に集中できず、このまま乗り切れるわけもないので、周りにご迷惑を掛けつつ離席しました。
で、意外にも時間がかかってしまいましてですね、席に戻ろうかな~と思って時計を見たら、もう残すところ15分ぐらいなわけですよ。きっと、(あんな映画だって)エンディングに向けて一応の盛り上がりを見せている頃で、そんな時にまたノコノコと皆さんの前を通って(何しろど真ん中の席だった!)邪魔をするのは憚られたので、別に結果が気になる映画でもなし、帰るべ!って(笑)。なので、ほとんどこの映画の内容は覚えておりません。お気に障った方はお目汚しご勘弁を!
④ キャプテン・ハーロック
私の大好きなハーロック!!子供の頃からアニメシリーズだけでなく映画もOVAもエメラルダスシリーズもすべて見ているわたし。しかも、ハーロックの声を小栗旬が担当するなんて夢みたーい!!
で、早速公開してすぐに見に行きました。3Dだと内容に集中できないので2Dにしたんですけど、3Dにすれば良かったと後悔。
あたくしはね、楽しかったんですよ。ハーロックは徹頭徹尾カッコ良かったし、おぐりんの声もマッチしてたし、何しろ3Dアニメーションのクオリティにお口あんぐりでしたから。
オリジナルアニメを焼き直しただけだったら、オールドファンにきっと”あーだこーだ”言われるでしょうから、アナザー・ストーリーにしたのは正解だと思うんですけど、それにしても少しファンを置いてきぼりにしたかも。
春馬の兄ちゃん(イソラ)のエピソードがくどいのと、ハーロックと言えばトチローやエメラルダスの存在が欠かせないわけで、そこを余りにもないがしろにしたのは頂けなかったかな。
初めてハーロックに触れる方にとっては、ちょっと地味だったと思うんですよね。”宇宙海賊”ってフレーズをタイトルから除いてますんで、その分、エンターテイメントから外れた感があります。ハーロックって”男の浪漫”とか精神性がウリなので、勧善懲悪の分かりやすさもないし、ガンダムやエヴァンゲリヲンみたいにモビルスーツやEVAが出てくる派手さがないんですよねぇ。
後日、キリエさんやハーレム別働隊と一緒にまた見に行ったのですが、やっぱり皆さん「これは興収とれないわ・・・」との感想でした。
⑤ 劇場版「薄桜鬼 京都乱舞」
待ってましたの薄桜鬼!
大きいスクリーンで薄桜鬼が見れるなんて、素晴らしすぎる!!
そして、内容もこれまでのストーリーを踏襲しながらも、単にTV版の編集ではなく劇場版用に作画されているので、新しい側面から描かれている場面もあり、非常に見応えありました。見終わってもすぐリピできないのが劇場版の悲しさよ。
時代劇らしく奥行きのある美しいアニメーションは、映画のロケーションのように気温や風まで感じるほど精緻で情景豊かなんです。早くブルレイが欲しい~!!
⑥ あの日見た花の名前を僕達ははまだ知らない
もはや、日本が誇れる映像コンテンツは「アニメ」しかないんじゃないかと思いますよ!
邦画はだんだん腐ってきましたからね、そろそろ現状打破しないと限界も近いかと。
「あの花」は「薄桜鬼」を見に行った時に予告で見て、ちょっと興味を持ってたんです。
で、たまたまこの映画の公開日に某シネコンを通りかかりまして、何の騒ぎっだってぐらいにグッズが軒並み完売になってたんです。あたしゃ、全然知らない作品だったもんで「こんな世界もあるのねぇ」ぐらいに思ってたんです。で、暫くしたら「あの花」の興収がエライことになってるって情報が入り、そんならどんなもんか一辺見てみっぺと思って軽い気持ちで映画館へ参りました。
いやあ~、やられました!
すっかり、飲み込まれてしまいました。
もう、号泣に次ぐ号泣で、映画館ではしたないぐらい泣いてしまいました。
公開から随分経っているというのに、8割方埋まった客席はリピーターさんもちらほらいましたが、やはり多くはあたくしのように評判を聞きつけて足を運んだ初見のお客さんだったらしく、そこここでしゃくりあげたり嗚咽が漏れておりました。なので、あたくし1人ごときがわんわん泣いていても、ちっとも恥ずかしくない!この環境が助かりましたです。
「木更津キャッツアイ」っぽくもあり、はたまた「親指さがし」っぽくもあり、「20世紀少年」みたいに懐古的なムードもあったりして、本当に心を揺さぶられるいい映画でした。見る前は”めんま”の甘ったるい声に耐えられるかなー、って心配してたんですけど、全く気にならなかった。
しかしね、苦しいぐらい切ない話ですよ。悲しくて切ないんだけど、爽快感と達成感に満ちた前向きでひたむきな映画なんです。
ところどころ劇場版では説明不足なくだりもあったので(”ゆきあつ”の女装のくだりとか、”あなる”がどうしてこんなとんでもないニックネームなのかとか)、思わずテレビシリーズも一気見してしまいました。で、またもや号泣!えげつないほど泣いちまいました(笑)。
こちらは近く映像ソフトがリリースされるので、見てない方は絶対!絶対!見て下さい!!
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