ステージ上の森田剛を見れば見るほど、そして彼を知れば知るほど、マジメな男だな~って思うんですよ。
やってることは超一流なんだけど、人間味のある不器用さもチラホラ感じたりして、あんなに”森田剛”を見せ過ぎちゃっていいのかしらん?
やっぱり、剛つんにはどこか謎めいていて欲しいんですよね。
そう、簡単には理解できないオトコでいて欲しいような気もするんだけど、実際それほど複雑にはできていないんですよね、彼って(笑)。
「SPEEDER’S HIGH」で自らCCDカメラを持って、自分を囲った円筒状のスクリーンに顔を映し出すオープニングからスタートして、衣装もメインが2着だけ。前半の衣装は背中が刀でザックリ斬られたようなデザインで、フロントはパイピン付の丸襟でキュートなのに、長い数珠がブラーンと下がってたり、シンプルな中にも剛イズムが感じらました。
後半の衣装はベロアのジャージみたいな上下なんだけど、フードには重りのようにチョンボリンが付いたりして、これまた一見可愛らしいようでいて、でか過ぎるフードとか、ボトムスがダブッダブの腰履きになって終始おパンツが見えてるとこなんざ、やっぱり剛つんの成せる業。
時折、ダンスの途中で股がもたつくのか、お股の真ん中を持ちながら踊るのが(←本人無意識にやってるんだと思います)ちょいとドキっとしたりして。
女性ダンサーとの嫌らし過ぎない絡みといい、配慮が行き届いているな~と(笑)。それでも、やっぱりおねぇちゃんのケツをペシッと叩くとこは胸がときめいてしまう~。ふっふっふっふ。
V6では終始何かが映りっぱなしのバック・スクリーンは、本当に必要最小限の映像しか映さなかったですね。やっぱり会場が狭いこともあるし、一人でやってるから、視線を奪うような邪魔な画は余り必要ないって感じでグーッでした。
今回、新曲もすごくカッコ良かったです!!
アンコールの「PAINT IT BLACK」が一番好きかなーと感じましたが、ファンの子をステージに上げて歌った「Anytime」もグッとくる曲だし・・・他のダンスナンバーも是非何らか形に残ったらいいな~って。
そして、「Rudery big up」以降のセットは神!
特に「JAM JAM NIGHT」を持ってくるとこなんぞ、もうたまらんですな。
数年前のVコンで、ソロに「Fly」を選んだ男だもの、やっぱ目の付け所が違う!!超、玄人好み!!
「Over Drive」ではJohnny’s Theatreの見せ所でもある水芸がインパクトありました。あれって、結構な勢いで噴出するんで前の方はビビってましたが、やっぱ濡れるよね??
しかも、数曲前からだんだん会場がマイナスイオンに包まれるの「あ~、そろそろ水来るな~」って(笑)。
コンサートでお馴染みのリボンやボール、風船も黒と金がベースになっててオシャレでした~。カッコいいよね!映像もパンフもすべてモノクロだし。
あと、驚いたのは「晴れ過ぎた空」とか「Candy」とか、正直あんまり好きな曲じゃなかったんですけど、剛コンで見て(聴いて)めっちゃ好きになった!味に変化を付ける森田剛というスパイスはマジックだな~と、つくづく感じました。
とにかく、どこの席でも剛つんの方からどんどん近くに来てくれるので、テンションも上がるし、トロッコやクレーンまで乗ってくれて、会場には3~4回来ますからね~、もーう、やれることは全部やった!!って感じじゃないかな~?
あー、2回見といて良かった~!!