1月13日に“解散危機”が報じられ、世間の注目を集めたSMAP。第一報から1カ月が経過し、芸能界や政界スキャンダルが相次いでいることから、メディアのSMAPに対する関心は徐々に薄まってきている。レギュラー番組の多くが通常通り放送されるなど平常運転に戻ったかのように見えるが、現場の状況はまだ落ち着きを取り戻していないようだ。
SMAPは1月18日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で騒動を生謝罪し、グループ存続を表明。21日には生謝罪後初めてメンバーが同番組の収録を行い、草なぎ剛がリクエストしたサザンオールスターズの「涙のキッス」を5人で歌唱するも、草なぎのギターのチューニングがズレていたため、スタジオに笑いが生まれたという舞台裏エピソードがスポーツ紙などで報じられた。そして、2月8日放送の同番組でこの模様がオンエアーされたが、歌唱シーンの前フリは草なぎ1人のインタビューで、5人でのトークは披露されなかった。
そして、15日の放送は大相撲の大関・琴奨菊関が祐未夫人と「BISTRO SMAP」に登場。報道によると、これは解散騒動後初の「BISTRO SMAP」収録で、撮影が行われたのは2月10日。オンエアーでは、いつもと変わらない「ビストロ」が展開されていたが、この回の収録は観客を入れておらず、観声は“別録り”されたものだという。
「2月5日、ファンクラブ会員宛てのメールで『スマスマ』の番組協力が呼びかけられたのですが、13日の行われるこの収録にはメンバー不在だと記載されていたんです。目的はVTRを見て笑い声や拍手といった“観客の音”を収録するためとのことでした。そんな中、15日に放送された『ビストロ』は、通常、オープニングで映される観覧客が映されず、一方で客席の笑い声や歓声が目立っていました。琴奨菊夫妻がラブラブなエピソードを披露する場面では、『フゥ~』と盛り上げるような声も上がっていました」(SMAPファン)
13日の『めざましどようび』(同)では「ビストロ」の映像が本放送前に一部流れたが、聞こえるのはスタッフの笑い声のみで、別録りした観客の声をかぶせたのは、15日の放送回直前だったようだ。
実際、勘付いたファンからは「例の『声だけ番協』の回だったのね。違和感なくて素晴らしい」「スタッフさん、番協に行かれた皆様お疲れ様です」と、収録に協力したファンや自然に音声をかぶせたスタッフへ感謝の声が上がっている。
情報源: 『SMAP×SMAP』、騒動後は「5人トークなし」「歓声は別録り」の異変……ファンの不安 – エキサイトニュース(1/2)