15日に最終回を迎えた連続ドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(フジテレビ系)の平均視聴率が11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。初回視聴率12.9%と好スタートを切ったものの、続く第2話はプロ野球日本シリーズの中継延長により、午後11時15分スタートとなったせいで6.3%に下落。以降、8%前後を漂い、最終的に全9話平均視聴率は8.81%だった。
「モーニング」(講談社)で連載されていた、山崎紗也夏氏の同名マンガを実写化し、10月より「火曜午後10時枠」で始まった『サイレーン』。警視庁機動捜査隊(通称・キソウ)に所属する刑事・里見偲(松坂桃李)と先輩の猪熊夕貴(木村文乃)が、次々と殺人を犯す橘カラ(菜々緒)を追うサスペンスドラマだ。
同枠の今年のラインナップは、SMAP・草なぎ剛主演『銭の戦争』こそ全話平均視聴率13.4%だったが、次の『戦う!書店ガール』は4.8%、映画化が白紙になったことも記憶に新しい『HEAT』が4.12%と散々な結果。『サイレーン』も2ケタを記録することはできず、“呪い枠”と揶揄される“フジ火10”のイメージは覆らなかったようだ。
「ただ、『サイレーン』ファンの視聴者は多く、最終回は放送前から、ネット上で、事件の黒幕についてさまざまな名前が挙がっていました。しかし、いざフタを開けてみると、『本物のカラはすでに死んでいる』『偽のカラは夕貴の双子の姉・幸』『幸は整形でカラの顔に似せた』『幸は夕貴を殺そうと企んでいた』……といった展開に。ネタを詰め込みすぎた感も否めず、視聴者からは『双子オチとかあり得ない』『クソ展開』『ネタだろ? 嘘だろ?』などの声が上がり、その後も『いろんなパターンの展開を詰め込んできたな』『ぶっ飛びすぎ』『誰が誰なのかわからん』『ドラマ史上最高に胸糞悪い終わり方』という声が止まりませんでした」(芸能ライター)
しかし、この最終回を「ネタとしてアリ」という見方をする視聴者も多いようだ。
「『視聴率25%はいくだろう』『正直とてもひどかったが、たまにはこういうのもアリだな』と述べるネットユーザーは多いです。ドラマ全体に対しても『ぶっちゃけ、ここ数年で1番面白かった』『今期やってるドラマでは、一番楽しみだった』『菜々緒の悪女ぶり最高』『ツッコミどころ満載のドラマで面白かった』と賛辞が送られています。SNSやネットは、なんだかんだ大盛り上がりでした」(同)
全文は以下にて。
情報源: 松坂桃李『サイレーン』平均8.81%で終了! 最終回のオチに「クソ展開」「最高に胸糞悪い」|サイゾーウーマン
最終回はさすがに混乱しましたが、松坂桃李くんと奈々緒さんが素晴らしかったです!