ウエンツ瑛士(30)と小池徹平(29)による人気デュオ「WaT」が6日、東京・品川ステラボールでデビュー10周年記念ライブを行った。コンサートを行うのは7年半ぶり。3600人のファンの前で久しぶりの歌声を響かせた。2人は来年2月10日に5年ぶりとなる新曲入りのアルバム「卒業BEST」をリリースし、同11日の握手会イベントをもって解散することを涙ながらにサプライズ発表した。
08年5月の東京・日比谷野外音楽堂以来、約7年半ぶりのステージ。「お帰り~」と歓迎ムードで迎えられた2人は、ギターを手に豊かなハーモニーを響かせたが、サプライズは公演終盤に待っていた。ウエンツが「来年2月のアルバムのリリースをもってWaTは解散となります」と報告。再始動ライブでの電撃発表に、会場には悲鳴と嗚咽(おえつ)が交錯。ウエンツはうつむき、涙をこぼした。
言葉にならないウエンツに代わって、小池は「WaTとして100%の力でやっていくことが厳しくなってきました。100%で向き合いたいという前向きな決断」と経緯を告白。ウエンツも「僕らは『1+1』が10にも100にもなると思っていた。節目を迎えて僕らがいまだに『1』じゃいけない。個人的な力をつけないと」と語った。
代々木公園でのストリートライブ時代を経て、05年11月にデビュー。同年の大みそかには史上最短のデビュー1か月と29日で紅白歌合戦に初出場するなど活躍したが、10年9月のシングル「24/7~もう一度~」を最後に音楽活動からは遠ざかっていた。この日のステージでは「僕のキモチ」など13曲を披露。小池も「ウエンツが楽しんでニヤニヤしてた。言わなくても分かるのがWaTだと思った」と再始動を懐かしんだが、だからこそ解散発表は胸が締め付けられるような思いだった。
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情報源: 「WaT」解散!7年半ぶりライブで涙の発表 おかえり一転さよならへ : スポーツ報知