「一夜限りのカバイベント」いつレポすんの?? 今です。

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そうです。
大変遅くなって申し訳ございません。
すでに一カ月経ってしまいましたが、
いまさらながらではございますが、
一夜限りのカバイベントに、皆様を代表して出席した訳ですので、
ちょこっと感想等を残しておきたいと思います。

5月8日はですね、偶然にも
私は横浜市内でミーティングがあったのですよ。
なので、その流れで赤レンガ倉庫にあるオシャレなライブレストランバー
モーションブルーさん「ヨコハマ・モーション・ブルー」に向かいました。

このお店の名前が覚えづらくてですね。
ブルーモーションとか
ブルーライトヨコハマとか(←世代によっては分かる人は分かる)
赤レンガ倉庫に入ってから、人に聞いて場所を確かめるのに苦労しました。

だいたい30分くらい前についたでしょうか?
集合時間が確かその時間だったかと思いますが、
余り人がいないの。
その状況にまずびっくり。
しかも、集まってる人たちの属性に統一感がなくて
ジャニーズさんのイベントに集まった人という雰囲気ゼロでした。

案内には、席は先着順ではないとあったので、
がっついて並んでいる人もいなく
自然に生まれた列について
順番に中へ案内されるといった段取りでした。

会場前の雰囲気私の同行者もほどなくして到着して
身分証明書とか当選メールとかを提示すると
既に自分たちの席が決まっていて
名刺サイズのシート番号を渡されました。

中に入ると
「うわ~!!!」ってなりました。
まず、お店の雰囲気がステキだったのと
バンドのセットがあった(トークだけじゃなくて、歌うんだぁ!!)のと、
客席が少なかったのと、
なによりも、ステージが近かったこと。
そう、あまりに近いの。
その近さだけでも舞い上がりました。

テーブルの上にはカーネーションがテーブルの上には赤いカーネーションが置いてあって、
先に入っている方たちは、なにやらドリンクを飲んでいるんですよ。
それだけで何となく唖然としていたのですが、
お店の方が私たちを迎えに来て下さって、席まで案内してくれるのですが、
これが、もう、ure-shongしちゃいそうになるぐらいなお席でして・・・・

こんな事ってあるんだって、思いました。
何の因果でこんな、こんな、こんな幸運に恵まれたんだろうと

だって、よくこう、色々幸運な人って世の中にいるけど
自分じゃないじゃないですか?
東京ドームのライブや帝劇の舞台のチケットなんかに
当選しただけでもすごいのに
オーラス、千穐楽当選みたいな人が
しかも席がすごい前だったって人もいるわけでしょ?

今回のよ、カバイベントはよ、
50組100人しか当選しない訳ですよ。
そんなものによ、
当たった事ないですよ、絶対に、自慢じゃないですが
KinKiさんの10周年記念ライブだって外れたんだから。(←まだ言うか・・・)

私が当たったんだから、相当みんな当たったんだろうなって思ってましたよ。
だって普通はそうでしょ??
でも、ハコが判明した時にネットでチェックしたら、
なんかキャパが狭そうだったので、
それだけでも十分ウキウキできたんですが、

この神席、ありえないでしょ??

って、感じでございました。

もうね、今までの恨み嫉み不満不平の数々が
一気にぶっ飛んでしまうような
そんな素敵な夜でござんした。

まずね、テーブルにカーネーションがあった時点で
母の日が近いってのもあったので、
あ~きっと、お母さん世代だからお招きいただいたのかなって
思ったんですよ。
でも、お若い方も結構いて、
何が良くてお呼ばれしたのかなって

ステージの後方上部には、OHPがあって、
そこには、人と人のつながり関係性を表す単語やら
メッセージみたいなのが映しだされていて

そうそう、席に着くなり
メニューを渡されまして、ドリンクまで頂けるという事で・・

あいにくアルコールはなかったですが、
私はグアヴァジュースを頂きました。

なんかね、待ってる間もいい雰囲気でした。

どんな風に何が始まるのかなって
そわそわしていたのですが、
やがて暗くなって、
バンドの方たちが普通にバーの方からとか現れて
ちなみに、ピアノ、ベース、ギター、ドラムスといった編成です。
剛さんが客席を縫って現れたのがビックリ。

ファッションも衣装って感じじゃなくて
重ね着でカワイイの
私らも取り入れられるような
コーディネートでした

髪も茶色くて
もうね、そこいら中
めっちゃじろじろ見ちゃった
こっちが恥ずかしくなるくらい、めっちゃ見ちゃった。

一曲目が「I LOVE YOU」だったのですがね。
これがね、
目の前で剛さんが
I love you…
って、歌出したらね、
もうね、なんて言うの、こう、万感の思いが込み上げてきて
涙が溢れたよ
鳥肌たったよ

ホントにあーふーに歌うんだよね。
あの例えたくても、上手く例えられない
言葉で説明ができない
息遣いのような歌い方
でも、息を吐いているようじゃなくて
何とも言えない
ふわっふわな歌い方
何度もマネしてみるけど
あんな風には歌えないんだよって感じの
あの独特の歌い方

もう手放しに感動してしまいました。

色んな事が思い出されましたよ。
私と剛さんとの出会い。
(出会いってゆーても、こっちらからの一方通行的な出会いだすが・・・。
その頃の自分や剛さんとの思い出。
(との思い出とゆーても、こっちからの一方的な思い出だす。

「LOVE LOVE LOVE」の歌唱の時もそうですが
声を張っていても、
歌声が前に出てても
決してが鳴っている風じゃなくて
あんなにオーディエンスが近くにいるところで歌う事も珍しいだそうから
さぞかし歌いずらかったと思いますが、
そんなそぶりも全くなく

MCでは、例によって色々なお話がなされたのですが、
その中でカバアルバムでの歌い方の説明もしてました。
自分の持ち歌でもないのに
あまり感情を込めて歌い上げるのもどうかと
オリジナルを歌っている人たちに失礼なんじゃないかと
なので、なるべくさらっと歌うようにした
みたいな事を説明してました。

私もアルバムを通して聴いた時に、
あまりに抑揚がないというか、終始平坦に歌っている事がすごく気になったのですが
剛さんなりの配慮というか遠慮があったみたいです。

彼の歌う姿を見守りながら、つくづく感じたのですが、
こんな小さな体の中で
色んなプレッシャーや悩みを抱えて
色んな期待を背負って
色んな事を考えて
色んな感情を制御しながら
この人はあの中で一人で闘ってるんだなぁって。

あんな小さな体の中で
様々な経験を積んで
この人は大きく成長してきたんだなぁって。

感慨深かったです。

あとは、カバに収録されている
その楽曲とのなりそめや思い出
思い入れみたいな事が語られました。
「はじまりはいつも雨」については、ファンなら何度か聞いた事があるお話でしたが
「街」では、確か自身が作詞作曲をするきっかけについて語られたような気がします。
ソロを始めるきっかけとなったのも
自分がやりたかったというよりも、ジャニーさんから勧められたからみたいな事を仰ってました。
ソロでは変化球を投げ続けろと期待されていたみたいです。
私はてっきり、剛さんがKinKi Kidsという枠だけに収まりたくないから
自らが望んでソロアーティスト活動を盛んにしていたのかなと思っていたので、
この辺りは発見でした。

ちょこっと置かれていた威嚇してるカバあと、カバーアルバムをリリースするにあたっての葛藤も色々あったようです。
剛さん本人としては、あまり着手したくなかったようですが、
以前からレーベルの人が熱心にオファーしてたみたいです。
この事実についても意外な気がしました。

心の傷についても語られました。
過去に負った傷や痛みは忘れるんではなく
大切にしていきたい
皆もそうして生きて欲しいみたいな事も言ってましたが
こういった人生語りというか
エピソードや剛さんの哲学などのお話などは、
勿論過去のソロプロジェクトの時とかでも、数々聞かされたのではありますが、
今回圧倒的に違うのは、ものすごく理解しやすいという事です。
受け入れやすいというか

今までのある種気負った表現とか
横文字とか
回りくどさや
主語がなかったりなど
聴いてる側の想像力を逞しくさせるような語りではなく
一言一言やその込められた思いも
何もかもすっと分かる感じで

愛がどうのとか
ややお仕着せがましい感じがしないでもない
宗教色やハレルヤ!みたいな福音的な内容は無くて
34歳の剛さんの言葉で
あっしの同行者なんか、剛さんの日本語がキレイだったって言ったましたよ。

色々角ばってきたものが
削られたのかなって
私は勘ぐっちゃいましたね。

そして最後に歌われた「街」を聴きながらつくづく感じたのが
あのPVの時の鋭い眼光はなく
開かれた傷口は塞がり
張りつめていた枝は剪定され
棘も抜けて
大人になった剛さんがそこにいるんだなぁなんて

今は当時とは違う傷や痛みを感じて
違う重さの責任を背負っているのかもなぁとかね

しみじみ思いを巡らせてしまいました。

最初に剛さんが曲を生み出していた頃は
協力者が本当に少なかったそうです。
ジャニーズのアイドルでしょ?とか
本当に本人が作ったの?とか
疑いの目を向けられたりもして
中々信用を得られなかったそうです。

かくいう私もアイドルを型にはめて見ていた事があったので、
ていうか、アイドルに関わらず、TVで