「タッキー&翼」今月から活動休止、方向性の違い 解散はせず

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ジャニーズ事務所のアイドルユニット「タッキー&翼」が今月から活動を休止することが2日、分かった。期間は不明。ユニット活動に対する方向性の違いなどが理由だ。解散はないという。今月11日に迎えるデビュー15周年を前に、2人でじっくりと話し合った末に結論を出した。

タキツバが重大な決断を下した。

活動休止に入るのは今月。期間は不明だが、解散については「ないと聞いている」(テレビ局関係者)。活動再開も視野に入れた前向きな選択のようだ。期間中も個々の活動は続ける。

決断の背景にあるのは「2人の間にユニット活動に対する方向性の違いが出てきたこと」(同関係者)という。滝沢秀明(35)は歌手、俳優、タレントとしてだけでなく、演出家としても活躍。後輩の育成を手掛けるプロデューサー的な一面もあり、エンターテイナーとしてマルチな才能を発揮している。一方、今井翼(35)は運動神経抜群でジャニーズの中でもダンスを得意とする一人。海外で修業を積むなど、ダンスへのこだわりは強い。

テレビ局関係者は「才能あふれる2人だけに、ユニット活動に対する意見や考え方もいろいろとあったのでしょう」と指摘。少なくとも3カ月以上前からタキツバの将来について話し合った末に、活動休止という結論に至った。

デビュー15周年イヤーにあたる今年、タキツバとしての活動は極端に少なかった。8月にフジテレビの歌番組「FNSうたの夏まつり」にそろって出演したが、コンサートは昨年1月の正月公演以来、行っていない。CDは一昨年12月のミニアルバム「TRIP&TREASURE TWO」以降、リリースしていなかった。

一方でソロ活動は充実。滝沢は6月公開の「こどもつかい」で映画初主演。今井は山田洋次監督が脚本・演出を手掛けた音楽劇「マリウス」(3月)に主演。フジテレビ系ドラマ「屋根裏の恋人」(6〜7月)での熱演も話題になった。

2人は95年の同じ日にジャニーズ事務所に入った同期。ジャニーズJr.時代、ともにリーダー格として活躍したが、ジャニー喜多川社長は滝沢のソロデビューを検討。滝沢が「2人でやりたい」と今井を指名し、タキツバが結成された。

14年に今井がメニエール病でコンサートを休演した際には、1人で出演した滝沢が、照明や立ち位置を今井ありきで敢行。あくまで2人の公演にこだわる演出を貫いた。互いの誕生日にはパーティーを開き合うこともあるなど、仲のいいコンビとして知られた。

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情報源: 「タッキー&翼」今月から活動休止、方向性の違い 解散はせず― スポニチ Sponichi Annex 芸能