「ジャニーさんに感謝」二宮和也くんの日本アカデミー賞スピーチが波紋

161

前頁略

壇上のスピーチで二宮は目に涙を浮かべながら、岡田に「『次はお前だから』と言って頂きました」とハッパをかけられたことを述懐し、嵐のメンバーにも思いを馳せた。そしてテレビ放送ではバッサリとカットされたが、「ジャニーさん、メリーさん、ジュリーさん、今まで迷惑をかけてきた人たちにちょっとでも恩返しができたかな。すごくありがたく、頑張っていこうという風に思っています」などと述べたことが各社報道で明らかになっている。現場に居合わせた芸能関係者いわく、「二宮の受賞に歓声をあげた一般来場者の一部も沈鬱な表情で、会場に一瞬だけ微妙な空気が流れた」という。

名前の挙がったうちの一人、メリー氏は過去のインタビューでかつて、SMAPと嵐の共演が少ない理由について「だって(共演しようにも)SMAPは踊れないじゃないですか(週刊文春2016年1月28日号”「SMAPを連れて出て行きなさい」メリー副社長独白再録”より抜粋)」と発言し、暗に嵐のダンス力を評価している様子を見せた。また嵐自体は、巷でとくに藤島の一派などとウワサされている。それだけに二宮のスピーチは、ファンの間で「余りにも派閥関係が露骨過ぎ」という意見も少なくない。

ファン人気の高い二宮が、大幹部3名の名前を挙げて感謝を述べたことに、意味はあったのか。「なぜ監督・スタッフではなく、ジャニーズ幹部の名前を出したのか。それもSMAP解散報道の戦犯にも数えられた3人です。タイミング的に名前を出して波風立てなくても良かったと思いますが、嵐の人気メンバーである二宮が謝辞を述べたことで、間接的に”私たちが育てたおかげでニノは活躍できているんだぞ”という世間へのアピールになりましたね」(芸能関係者)

育ての親に感謝を述べる。本来、これと言って何ら不思議のないことだが、はたしてSMAPの報道がなくても、幹部3人全員の名が二宮の口から出ていたのだろうか。そのあたりの疑問に、政治的なものを少し邪推せずにはいられない。

全文は以下にて。

情報源: (2ページ目)「ジャニーさんに感謝」嵐・二宮和也の日本アカデミー賞スピーチが波紋 – デイリーニュースオンライン