性懲りもなく(小栗くんもいないのに)また行って参りました~!!
ホントにねぇ~、キサラギのイベントに来るとキャッツを思い出しましてね・・・それだけ、濃いファンとノリのいいキャスト(ルックスは別として・笑)が揃っておりまして。中でも弁舌の立つユースケさんと塚地さんのコンビですから、会場を暖めたり冷やしたり、波が寄せたり引いたり激しかったです(笑)。
しかし、キャパ400人超えのスクリーンで見る「キサラギ」は迫力満点でした。これは貴重な体験でしたね!おそらくこんない大きなスクリーンで上映されるのは最初にして最後だと思うので、この回を見られた方は本当にラッキーだったと思いますよ。リピーターも多かったせいか、笑うところでは皆さんしっかり笑って盛り上がっていましたし、ムードがすごく良かった!中には5回、8回と見ている方もいて、まさに木更津キャッツアイ現象と同じよねん。
ティーチインはQ&A方式で行われたのですが、簡単にまとめておきますね。
※ネタバレあり※
Q1.ユースケさんと塚地さんが好きなシーンは?
塚地:”ヤッくんです”って言うシーン。劇中でも他の登場人物が「まさか、まさか・・・」と思い始めてて、映画を見てる人もみんな気づいてるところに、自慢げに言うのが気持ちいい。
ユースケ: やっぱり”デブッチャー”だと分かるシーンですね。しかも、最後のプラネタリウムのシーンでみんなせっかくジーンとしてるのに、ボクだけデブッチャーですからね。あれは、特殊メイクではなく、ボクの顔をプレロスラーさんの顔にはめ込んで撮ったんですよ(会場”へぇ~”)。
Q2.ユースケさんが準備稿(台本)では結末が違っていたと何かで言っていましたが、どんな内容だったのか?
ユースケ: え?・・・どんなんだったけかな?忘れてしまいました。確かに結末が違うってことだけは覚えてるんだけど・・・。こういうのは、監督に聞いた方がいいですよね、ねっ?監督!?
監督: すいません、全く覚えてません(笑)。・・・でも、ヲタダンス、あれは入ってなかった、それだけは覚えてますけど。
Q3.家元は本当に警官だったの(偽者説があるそうです←どこでだよっ!)?ラストのロッカーのシーンは、いじめられてたということ?
ユースケ: いい質問ですね。これは、やっぱり監督に・・・。
監督: 警視総監の息子ってことで、親の七光りだとか何とか署内ではイジメられていたという設定です。なので、彼は警視庁勤めで間違いありません。
そうそう、劇中いちご娘が、確かにミキちゃんが死んだ夜に足立署に収監されていたかどうかを調べてもらう時の家元の低すぎる姿勢と、最後のプラネタリウムもシーンで彼がイジメられていたことが分かるんだよねー。そんな、彼の唯一の心の支えがミキちゃんだったわけです・・・グッスン
Q4.ヲタダンスで苦労したことと、もし覚えていたらやってみて下さい。
ユースケ: あれは明け方の4時ですからね!もう、既にヘロヘロだったんだけど、”監督に3回だけ死ぬ気で踊ってくれ”と言われてやりました。
塚地: ダンスは踊っているうちにどんどん変化していって、”X”ってやるやつも始めはなかった。
ユースケ: ラッキー池田さんが非常にノリのいい方で、これはどう?とか言うと「いいね~」ってすぐに変えちゃう。
二人ともお気に入りのダンスとして「ミキちゃん、ミキちゃん、ミキちゃ~ん」と叫ぶところと披露してくれました。
Q5.(塚地さんに)ジョニーデップに似てるという左斜め45度の姿を見せてください。
「では・・・」とおもむろに後ろを向いた塚地さんでしたが、やっぱり喪服に黒い帽子姿は”笑うせえるすまん”以外の何者でもなく・・・。
Q6.最後の宍戸錠さんのフリは何を意味しているのか?
(この質問をしたのが12才の男子だったので)
塚地: へぇ~、”宍戸さん”って言えるんだ~。
ユースケ:これは他でも質問があったんですが、今まで明確に回答はしてなかったんですよ・・・ねぇ、監督!
監督:あれは、翌年の命日にもやっぱり5人が集まったっていう、たった1時間40分の出会いが、彼らの友情というか仲間意識を高めたってところを出したかったのと、宍戸さんが持っているのはピッキングに使う針金なんだけど、せっかく結論づけた仮説を振り出しに戻したいって意味もあります。仮説は必ずしも正解ではないから。
かなり核心をつくいい質問も出て、充実したティーチインでしたよ!
この他にも、”キサラギはパート3までの製作が決まった”とか、いつものようにユースケさんのリップサービスを超えたデマカセもチラホラ飛び出しましたが、今後もキャスト5人揃ってみんなの前に出たい、ともおっしゃっていて、何だかこの言葉には信憑性がありそうでしたよね。
ユースケさんは舞台をハケる際、顔中の汗をぬぐってデブッチャーになって去って行きました(爆)。