氣志團見た翌日にカミコンって・・・

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世の中広しと言えども、日本中で私だけではないかと(コホン)。
エバラじゃなかった、エバレる話じゃないですけどね。
誰も羨ましくないだろうし。
まず、氣志團から。
4~5年前に「愛羅武勇」のレコ発イベントで、O-EASTで見て以来のライブハウス・ギグ。と言っても、Zeppなので軽くホールぐらいのキャパはあるんですけどね。寄せる年の波には勝てないので、今回はスタンディングを回避して2Fで見て参りました。上から見てると下はマッシュの嵐でしたが、そんな情景を見ながらのギグもオツでゲス。
前回の武道館から日も浅いので、どんなセットリストになるのかな~と思っていましたが、軟弱なナンバーは意識的に削いでロック色の強い曲を揃えてきてましたね。「ルシファーズハンマー」や「朝が来る度」とか、すんごくカッコ良かったんだけど、後者は余りにカッコ過ぎて、オーディエンスが戸惑っていたようにも(上から見ていると)思えました。
徹頭徹尾”ロックバンド”という見せ方に相当こだわっていたように感じましたね~。それは、武道館ギグで團長が宣言した「声名」は本気(と書いて”ポンゲ”と読む←本人はふざけなくなったのに悲しい名残)だと見せ付けた内容でした。MCもほとんどないし、全くふざけないし(スイマセン。嘘つきました。ちょっとはふざけてます)、フロントの2人以外の楽器隊をフィーチャーする場面も多かったですしね。
たとえば、「雷電」の間奏では、翔ヤンと光のふざけたダンスを廃して、ユッキ以外の5人がフロントに出て直線にラインナップして演奏に注目させたり、アンコールの「BOYS BRAVO」も團長のエレキのソロで始まったりといった箇所に如実に現れていました。
翔ヤンがギターを持つ曲も「朝焼けBANZAI」、「友よ」、「BOYS BRAVO」、「愛羅武勇」と、いつもより圧倒的に多めでしたし。
ようやく、グズグズ言わなくなったと評判のランマのソロは、久方ぶりの「330」を含めた2曲。この時には翔ヤンはサポートもせず、光と共にステージから消えて、オーディエンスのアテンションが楽器隊だけになるようにしてました。必然的にバンド演奏がたっぷり堪能できる時間となったわけです。
ロックで、サウンドで勝負しようというのなら、こっちもそういう耳で聞いてやろうじゃないのよ、と決めたら、これまたいろいろ突っ込みどころが多いんだよね~(笑)。まだまだ安定感に欠けるというか(笑)、まぁ氣志團は”そこ”がイイんだけど。しかし、12年のキャリアを持ってしても、これだけ真っ裸にされるライブハウスって、やっぱ怖え~なぁと人ゴトながらつくづく感じてしまいました。
バンドの再生を思わせるのは、もちろん武道館ギグ同様に彼らのルックスにも現れていました。
例のグラサンは最後までしなかった。
團長の言葉にもあったように、過去はすべて捨てたのかも。
見事な再生だと思う。
このバンドはどこかで方向転換しなきゃならないと、ずっと感じてきたので。求められることを覆すタイミングを図るのは難しいし、翔ヤンがズルズルとできない人なのは分かってたし。
「3年間のブランク」という方法で見事成し遂げた。
契約の問題とか大人の事情もきっとあったんだとは思うけど、やっぱ翔ヤンって策士だと思う。
戦い方を知ってる。
ホレ直しました。
何より素晴らしいのは、それに呼応しているキッシーズたち。
これまでの色付きのツアーTシャツを着ている人はすごく少なくて、みんな、今回 or 武道館で販売されたブラックのTシャツを着てるの。
バンドの再生を理解しフォローしている。
なんと美しいファンの在り方・・・。
そんな力づくのギグに揺れまくりのZepp Tokyoを包みこんだ、本編ラストの「鉄のハート」に、全く想定外にグッときて涙チョロリしてしまいました。