フジテレビがジャニーズ「カウコン中継」から手を引いたワケ |東スポ

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フジテレビがジャニーズ「カウコン中継」から手を引いたワケ | 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社.

以下東スポより

年末恒例の芸能界大イベントといえば、大みそかの紅白同様にジャニーズのタレントが集結するカウントダウンコンサート(カウコン)もその一つだ。ジャニーズファンは紅白を見終わった後に、フジテレビにチャンネルを合わせてきた。このパターンがここ何年も続いてきた。

 ところが2014年は、フジが生中継をしなかった。

 カウコンの歴史は意外に古く、東京ドームに集まってフジが中継する形にしたのは1998年までさかのぼる。

 ある芸能プロ関係者は「昨年もジャニーズは大みそかのスケジュールをあけて調整していた。ずっと話し合いがもたれていたようなんですが、どうしてもフジとの折り合いがつかなかったのでしょう。やっぱり、きくち(伸)さんの異動の影響でしょうね」。

 もともとこのカウントダウンの形態というのは「KinKi Kids」中心のコンサートだった。

「12月30日から元日までの3日間、KinKiが東京ドームでコンサートをやってきたんですが、その合間の31日にジャニーズタレントを集めたのがカウコンの原点なんです。そのKinKiと特に仲が良かったのがきくちPだった」とはあるテレビ局ディレクター。

 そのきくち氏は昨年7月に異動のため制作現場を離れている。

「フジの中継がなくなったのは、単に調整役がいなくなったというだけじゃないんです。金銭面の負担もあったと思いますよ」とは前出の関係者。

 テレビ局がコンサートを中継するときには、放映権料という名目の制作費が支払われるという。

「当然、フジからジャニーズ側に払われているはずですが、そのカネは主に会場となる東京ドームのステージ費用などに使われていたという話。そうなると、結果的にカウコンの前日にやっているKinKiのコンサートステージにもあてがわれている形にもなるんですが、そのおかげかKinKiの東京ドームのコンサートセットはすごい豪華だったんです。他のタレントではあまり見ないような豪華さでしたから、それだけフジにとっては大きな負担だったはずです」とは前出の関係者。

 その負担が結果的にフジに中継撤退を決めさせたのかどうかは定かでないが、「きくちさんの異動がきっかけで『新堂本兄弟』が終わったように、フジとKinKiとの蜜月関係も終わりかけている。カウコンが見合うだけのものではないという意見もあっただろうし、いつまでも言いなりで多額な負担を続けるのもおかしいという判断もあったはず。どちらにしても、フジとしては中継撤退はこのタイミングしかなかったということでしょうね」と同関係者。

 最近ではジャニーズ内にも派閥があって、同じ番組で共演できないグループがある。ただ、このカウコンはそんな派閥をも超越したものだった。それだけに、形を変えて中継を復活してほしいと思うファンは決して少なくないはずだ。