のだめカンタービレ最終楽章~後編

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       ※ ネタバレ注意 ※
前編は完成披露にご招待頂きましたが、「後編くらい自力で見ろや」ということで観に行ってきました~!!
木村了くんは”見切れ”程度にしか出てきませんが・・・(ジャニーズJr.のファンの方の気持ちが身に滲みる今日この頃)。
パリの景色もキレイだし、見せ場のオーケストラ演奏も文句なく素晴らしいんですが・・・、いかんせん肝心のストーリーが今ひとつ、という残念な結果。
最後の最後に来て、これかよーって。
なんか、いたずらに(そしてこよなく商業的に)引っ張られただけのような気もします。前後編なんかにしないで、一本勝負だったら、もっとドラマチックに終われたんじゃないでしょうか。
TVドラマはロクすっぽ見ていなかったんですけど、結構重要なエピソードはたまたま見れていたこともあって、映画も見てみようという気になったんですが(スイマセン、嘘つきました。玉木くんの指揮っぷりを大きいスクリーンで見たいが為に見たんです。あーそうですとも)、前編は千秋にものだめにも精神的な葛藤があって、ストーリーにも厚みがあったと思うんです。後編はどちらかと言うと、のだめちゃんにフォーカスされた内容になっているのですが、もう彼女の中の葛藤とか不安や焦りみたいなモノが熟成されきってしまっていて、正直飽きたって感じなんですよねぇ。
もはや、全く彼女の心理描写にシンパシーが感じられない。
中盤まではそれでも良かったんですよ。千秋への思いが辛いほど伝わってきて、ミルヒーに抱きついて泣くシーンなんかは、(相手が玉木くんなだけに)オバちゃんとなったこのわいのハートに見え隠れする(ほどんど隠れていたりもするが)乙女心にパッと火がつく瞬間でしたし。
でも、良かったのはここまで。
あとは、もう取ってつけただけの展開&結末といった安っぽいドラマにしかなっていなくて。こんな中途半端にのだめを見てきた私でも、やっぱり「あー、これが最後なんだ~。本当に終わっちゃうのね~」と、うっかり思わせてくれるようなベタな展開が欲しかったなぁ~。
これを見て、なぜかしら「GANTZ」の”原作にない映画ならではの結末”ってのが怖くなってきましたよ。「20世紀少年」しかり・・・。最後の最後で消化不良にだけはしないで欲しいなー。
のだめが”現状に満足せず、常に上を目指し続けなければダメなんだということに気づく”ってのが主題なんですけどね・・・。この作品をまだ見ていない、そこのあなた!そんなあなたでも、このテーマを聞いて「はぁ~??」って気になりゃしませんかってんだ。
そんな当ったり前すぎるテーマを描く為に後編があったのかよ~!!って。
しかも、それを最後の最後にわざわざ吉瀬みっちゃんにセリフで言わせるんですよー。
せめてさ、そこは言葉にしないでボヤっとしとこうぜーって(笑)。
そこまで、簡便なテーマと説明をつけてやらなければ30億稼げないのか?日本の映画界は?と、正直思ってしまいました。
しかも、ラストシーンが「東京タワー@准潤」と同じで萎えた。
後編の良いところは、映画館のサラウンドシステムの大音量で音楽が堪能できて、登場する楽曲の細部や背景を丁寧に千秋の語りで説明してくれるところですかね。
って、そんなこと後編に始まったこっちゃなくて全編通してやってるっつーの!って話ざんすよね。
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