「SMAP解散に追いやった、「老害」メリー副社長と「わがまま」飯島マネの確執」の記事

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だが、果たしてそれだけで飯島氏が中居ら4人を連れて独立するような事態にまで発展するのだろうか。別の週刊誌記者が語る。

「決定的だったのは、昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』でしょう。近年目立った活躍もヒット曲もない近藤真彦が大トリを務めたことに世間から多くの疑問の声が上がりましたが、背景には『ジャニーズのトップはマッチ(近藤)』と言ってはばからないメリー氏の働きかけがあったのは明らかというのが、業界内の一致した見方です。メリー氏、つまりジャニーズ事務所にとって王道は東山紀之であり近藤真彦であり、そして娘のジュリー氏が担当する嵐。メリー氏が『あの子たちは踊れないからダメ』と評価するSMAPは、いつまでたっても“邪道”“傍流”なのです。ここは、世間一般の感覚とは大きくズレる部分です」

そんな「感覚のズレ」が退社に向けて飯島氏の背中を押したのではないかと、同記者は語る。

「ずっとSMAPと共に冷遇されてきたという思いが強い飯島氏にしてみれば、これ以上我慢して事務所に残っても窮屈な思いをするばかり。一方で、事務所はいまだに平然と世間の感覚とズレた振る舞いを続け、飯島氏の目にメリーはもはや老害的存在にしか映らなかったのではないか。飯島氏も60歳を目前に、そんなジャニーズ事務所をついに見限って、独立して芸能界で最後にもう一旗上げようと考えたとみるのが自然でしょう。

ただ、本当にSMAPを愛する飯島氏ゆえ、飯島氏のほうからSMAPメンバーにジャニーズを離れて一緒に独立することを誘ったとは考えにくいです。あつい恩義を感じている飯島氏の独立を知った中居らのほうから、『放っておけない』という気持ちで飯島に付いていこうと自らの独立を決心したのではないでしょうか。いずれにせよファンとしては、飯島氏のわがままとメリーの確執という勝手な事情でSMAPが解散してしまっては、たまったものではないでしょう。まさにファンを置き去りにしているといえます」

今後の動向が気になるところである。

全文は以下にて。

情報源: (2ページ目)SMAP解散に追いやった、「老害」メリー副社長と「わがまま」飯島マネの確執 | ビジネスジャーナル