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文春が報じたように、事務所側と飯島氏の仲違いは修復不能なまでにこじれ、双方が弁護士を立ててやり合っているという。

そして、12月半ばに飯島氏が解雇されることに決まった。だが、苦労した時代からマネジャーを務めた彼女への感謝の思いはSMAPに強く、結局、中居正広、草なぎ剛、香取慎吾、稲垣吾郎が事務所を出て飯島氏と事務所を設立し、木村拓哉だけが残るということになったというのである。

木村はなぜ、残ることにしたのか? 新潮によれば、彼は弁護士に「成功したから独立するというのは、スジが通らない。自分はジャニーさんやメリーさんを決して裏切りません」といったというのだ。

だが、新潮が試算したところによると、2014年だけでもSMAPが稼いだ売上は「優に250億円は突破するに違いない」(新潮)というから、金銭的には十分に恩返しをしているはずだ。

彼ら個人の推定年収もすごい。「中居がトップで、約5億円。キムタクが約3億円で、草なぎ剛と香取慎吾は1億~2億円。稲垣吾郎は1億円を切っています」(民放テレビ局幹部) 今度の騒動で、5人の評価は「4人は育ての親への義侠心を見せたが、キムタクは打算で動いた」というものから「キムタクこそ大恩ある事務所への義を守った」と、さまざまあるようだ。

この独立騒動、ジャーニズ事務所側が「飯島氏の退職とSMAPの独立問題を協議している」と認めたものだから、ワイドショー、スポーツ紙、大新聞からNHKを含めたニュース番組までが挙って取り上げる「大ニュース」となったのである。

早速、スポニチは1月14日の一面で「SMAP女性マネ独立クーデター失敗」と報じた。その理由を「タレントを連れての独立はルール違反。『これがまかり通ると芸能事務所は立ち行かなくなる。元の事務所に後ろ足で砂をかける行為で許されるものではない』(芸能関係者)」。「クーデターは芸能界の支持を得ることができず失敗に終わった」と断定している。

全文は以下にて。

情報源: “SMAP解散”メディアの大愚行 – 日刊サイゾー