遅れて来た大野智ファン

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・・・ で、くだんの大ちゃんファンの友人の話です。

目下、「怪物くん」祭り開催中の彼女ですが、昨年末デビューの彼女は当然ファンクラブに入ったところで自力でライブチケットを獲得したことはまだ1度もなく、番協に申し込むも「いいお年」なので一度も呼ばれたこともなく・・・毎日、毎日「どうしたら、ナマ大野智を拝めるのか?」と自問自答する日々を送っております。

その昔は腕の良いオリキだったので、ターゲットにロックオン!したと同時に、大抵のことはやってのける経験があります(笑)。でも、タレントや世間に非礼な真似は一切しません(つ○子ちゃんの厳しい教育の賜物ございます・爆)。相当のツワモノなので自信満々でこの世界にカムバーック!してきたのですが、いやはや、これが嵐だけに儘ならない。培った経験値を全く活かすことができません。これが、彼女にとっては大層歯がゆいらしく、先般会った時にも「なんで?なんで?」と私をつかまえては同じ質問の繰り返し。

しかし、私のような「木更津キャッツアイ」時代から(ライトではありますが)嵐ファンを続けている者ですら、何の恩恵も被ることなくここまで来たのだと歴史を語ったところ、ようやく納得してくれました。宝くじだって買わなきゃ当たらないんだから、とりあえず申し込みだけは続けると、憮然としながらも、ようやく自分の能力を100%発揮できない現実を受け入れてくれました(やれやれ)。

そういう彼女の話を聞いていたら、確かに今はみんなが平等になったのかもしれないけれど、頑張ろうと思っても頑張らせてもらえないことが多いな~って思いました。

昔はコンサートに行けないなんてことはまずなかったです。
FC抽選でハズれたとしても、徹夜してプレイガイドに並べば買えたもんだし・・・。
番協だって”日頃の努力”を怠らなければ、ほぼ毎回入れました。
「日本一チケットが取れない」と言われていた米米CLUBだってそうでしたから。

逆に、今は地方公演に行くのは当たり前の行動となりましが、昔々は越境は大変でした。
今みたいに安いパッケージ商品はなくて、すごくお金がかかったので。それに在京者である我々は地元で充分すぎるほど見れたし、触れあえたので地方に行く必要がなかったんですよね~。越境するのは、もっぱら地方在住のファンが東京に来ることを意味していました。
米米の時は移動もホテルもメンバーと一緒だったし、一緒にホームで電車待ちなんてのはザラでしたから・・・。彼らがチャート1位を飾っていた全盛期にですよ!!

自分が努力すれば、それだけ返ってくる楽しみがありましたけど、今は頑張るも頑張らないもなくふるいにかけられてしまうので、私の友人が不満を持つのも分かりますが・・・。

嵐じゃなきゃね~・・・、良かったのにって思いますですよ。

せめて、怪物くんJETには乗りたいって息まいているので、それくらいならできるんじゃねーの?と言っておきましたが、はてさて、どうなることやら。

しかし、この友人。
ファンになってたった1年足らずでございますが、kyotokyoやら、素顔やら、青木さん家の奥さんやら、真夜中の嵐やら、USOジャパンやら・・・映像を根こそぎ集めて見ているオタクぶりには(分かっているものの)久しぶりに驚嘆しました。映画、ドラマ、ライブDVDは当然集め倒しております。ハマると何しろ行動が早いのよね~。それに、あんなエピソードやこんなエピソードなど、Jr.時代からの情報も私が語って聞かせるまでもなく、既にいろいろインプットされており、なんか年々情報を蓄積してきたファンより効率が良いかも、なんて思いました。

んで、彼女が何が一番見たいって、やっぱり大ちゃんの舞台が見たいそうですよ。

死ぬまでに見せたやりたいもんです(笑)