草なぎ剛くんと香取慎吾くん 最後の曲にファン感動

102

9月8日の契約満了をもって、ジャニーズ事務所を退所する草なぎ剛&香取慎吾。2人がパーソナリティを務めるラジオ番組『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm、9月3日放送)では、若かりし頃の思い出話を語ったほか、ラストにはメンバーはもちろんファンにとっても特別思い入れのある1曲を流し、ファンが感動に包まれている。

2人にとって、“ジャニーズタレント”としては最後のラジオになった、この日のオンエアー。リスナーからのお便りをきっかけに東京・神保町の話になると、香取が「神保町って、よく行ったよね」と切り出し、草なぎも「昔行ったね。なんかね、『Myojo』(集英社)の取材とかね」と、懐かしそうに振り返った。同社は神保町に所在することから、メンバーも頻繁に訪れていたようだ。

香取が、同誌の写真撮影で大きなロケバスに乗ったことを振り返り、「ロケバスに乗って富士山一泊。富士山行ったことあるよね?」と、回顧。これを受け、草なぎも「あるよ、あるよ。泊まったんじゃない?」と思い返し、「もちろん(富士山)登頂はしてないけど、雰囲気あるところまで登って。うん、行ったね。その頃は結構行ってたよね、頻繁にね。神保町とか、行ってたよ~」と、メンバーと過ごした日々をしみじみ語っていた。

その後は、「俺は負けないぜ」「『頑張れよ』なんて言うんじゃないよ」といった歌詞が印象的な「不滅の男」という曲をかけた香取。これは、シンガーソングライター・遠藤賢司の楽曲で、香取は「オススメ曲」と前置きしながらも「僕も(遠藤のことは)あまり知らないんだけど、この歌だけはいつも持ってて、聞く」「この『不滅の男』って歌だけスゴく好きで」と、コメントした。

さらに、終盤のフリートークでは、旅行の話から、香取が草なぎに「いろんな国のいろんなもの見てほしいなぁ」と言葉をかけた後、「曲にいきましょう。世界、世界にしよう」と提案し、「SMAPで『世界に一つだけの花』」と、曲紹介した。同曲といえば、グループの代表曲になった2003年のシングルで、SMAPは同年末の『第54回NHK紅白歌合戦』にて初めて大トリを務めている。昨年にはファンの購買運動によって“トリプルミリオン”を達成し、5人で最後のテレビ出演となった『SMAP×SMAP』(フジテレビ系、16年12月26日放送)の最終回でも披露。これが、SMAPとしてのラスト歌唱となった。

フリートークの旅の話題は香取が発端だったため、この選曲は偶然というよりも、意識的に選んだ可能性が高いだろう。そして、エンディングでは草なぎが「さぁそれではね、みなさん。この時間また来週お会いしましょう」と挨拶し、番組が終了した。

SMAPファンは香取の選曲に励まされた様子で、「『不滅の男』をかけたのは、決意表明だよね。『負けない。楽しみに待ってろ!』という意気込みだと思う」「最後に『世界に一つだけの花』をかけてて号泣した。ジャニーズ事務所のタレントとして最後のラジオだから。切ないしやるせない」「慎吾は心配してる皆のために、『不滅の男』という曲で『大丈夫!』と伝えてくれようとしたのかな。そして最後に『花』をかけるって、最高だわ」と、感激の声が続出していた。

全文は以下にて。

情報源: 草なぎ&香取、最後の曲にファン感動|サイゾーウーマン