木村拓哉くん「脱キムタク」成功も当惑が先に立つ テレ朝「アイムホーム」

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“十年一昔”というけれど、ほぼ10年前、NHK総合が月~木曜夜11時から15分間の帯ドラマを放送していた。通称「よるドラ」。

30本近く作られたが、オヤジが見たのはせいぜい2~3本。なので、2004年の晩秋に放送された『アイ,ム ホーム 遥かなる家路』(石坂啓原作、浅野妙子脚本)は記憶にない。

できれば今すぐ再放送してほしい。

〈事故によって過去5年間の記憶をまったく失ってしまった主人公(時任三郎)。どうやら自分はその間に、前の妻(紺野美沙子)と別れ、新しい妻(戸田菜穂)と再婚し、子供もいるらしい…〉という内容。

このキャストを木村拓哉、水野美紀、上戸彩にして、タイトル表記の「,」抜きに改めたテレ朝の連ドラが、現在放送中の『アイムホーム』(林宏司脚本)というわけだ。

木村拓哉史上初のテレ朝連ドラ出演であるが、むしろテレ朝のほうがキンチョーしているかも。

よるドラ『アイ,ム ホーム』の初回が放送された2004年11月15日、フジの『SMAP×SMAP』の視聴率は21・0%。翌週は「ビストロスマップ」に『冬ソナ』のチェ・ジウが来店したこともあって25・1%も取っている。

以来10年余。テレ朝『アイムホーム』は初回こそ16・7%だったが、その後は右肩下(●(=ゴマ))がり。

けれど、評判はすこぶるいい。どんな役にふんしても「キムタク」でしかなかった木村拓哉が初めて「脱キムタク」に成功した…という声があちこちから聞こえてくる。

 

情報源: ZAKZAK