大変遅ればせながらのEndless SHOCK 2015

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ようやくゴールデンウィークを迎える事ができました。
今年に入ってから、魔の様な日々を過ごしていました。
やっとここで一休みできる喜びに浸っております。

長く生きると、それなりに生活環境も変わって行くものでして、
中々ブログをアップしたりする時間に余裕が無くなりました。

しかも、特に今年に入ってから、体調がすぐれない事が多くて
風邪をこじらせて、声が出なくなったり
片頭痛に悩まされたり
インプラントがグラグラになったり(まだ治療中・・・)
その他色々気苦労も多くて、寝付かれなかったり

auからドコモのスマホに乗り換えたら、
auから言われもないぼったくり請求されたり(詳細は後日)

テレビにも紹介されたある程度社会的地位もある人から悪質な嫌がらせを受けたり

電子レンジと掃除機と給湯器が一気に壊れて買い替えなくてはならなくなったり

とにかく、踏んだり蹴ったりの日々

今年はとにかく試練の年なのかなぁなんて
悲観しているのですが

そんな中、久しぶりに素晴らしいお席を帝劇様より授かり
Endless SHOCKを楽しんできたのでした。

あの事故発生後の公演だったのですが、
もうね、
屈折何年ぶりざましょうか?
あんなとり分け特別なお席が巡ってくるのは!!
ありがとうN特派員!!

とにかく幸せなひと時を過ごせました。

まず、オープニングで「Endless SHOCK」のネオンが目に入った時には
万感の思いが込み上げてきて、
泣いちゃいました。(笑)

ケガ人まで出た事故からそんなに経過していなかったので、
SHOCKが続いてくれる喜びをひしひしと感じ、
思わず感無量になってしまいました。

しかも、私、ただでもあの一連のオープニングのSHOCKメドレーが大好きなんです!
希望に溢れていて、カンパニーのチームワークや躍動感を感じる
あのオープニングのシーンが一番好きなんですよね。
そして、また今年もSHOCKに出会えたという喜びも一緒に味わえる瞬間なんです。
今回はあの事故があったので、その思いも格別でした。

席が良いと毎回言う事なのですが、
ほんと、DVDやBlu-ray見てるようでして。

しかも、光一さんがフライングしている時はがばっと振り返らなくちゃならないなんて
こんな幸せ滅多にないです
全てを噛み締めましたよ。

また、席が近いと色々と細かい所に気付いて
しかも臨場感が半端なくて、まるで初めて見るお芝居の様に
ドキドキハラハラできますよね。

Endless SHOCK 2015ヴァージョンは、
とにかく『生』感にこだわった構成になっているように感じました。
オープニングから生歌でしたし
(ちょっと演奏と歌がずれたりする瞬間もありましたが)
光一さんが激しくダンスする3曲程度のみが完全なリップシンクだった感じです。
でも「SOLITARY」なんかは、巧みに生も入っていたかも
席が近いと結構そういった事も良く分かるのがある種感動的でした。

ストーリーはより分かり易くスムーズで
より万人に分かり易い展開に進化していました。

ふぉ~ゆ~のセリフも増えていて
福ちゃんと越岡くんだけだったのが、寂しかったですが、
二人の存在感も重要度も増して
セリフ回しも実に安定していて
お芝居もすごく良かったです!

今回も屋良くんがライバルですが
それほど何か特に工夫を凝らしたようでもなく
既に一体化している位、自然なヤラですよね。
ぎらぎら感もなくて、良いと思いました。(←えらそう!!)
ソロの歌はひやひやな感じでしたが。

リカ役のエマさんも本当に自然なリカですね。
歌もすごく良いですし
取り立てて不満な点もなかったです。(←更にえらそう!!)

唯一残念だったのが、その他のJr.さん
演技もダンスもどっこいしょ感が否めませんでした。
も少しレベルの高い方、プレファボーレ!
なんか浮いてしまってました。

光一さんは、ますます円熟味を増していますが
実はそれが逆にコウイチを演じる難しさに変わって行くのかもしれませんね
これからは本当の意味でコウイチを演じなくてはならない域に入っていくのかも・・・
彼の若さやとまどい、リーダーとしての未熟さやひたむきさ
光一さん自身と重ねて醸し出せたコウイチと言う役ですが
成長してサイズが小さくなって着られなくなった服のように
光一さんがコウイチを演じる事が
難しくなる日が来るのかもしれませんね
今回ふとそんな事を感じてしまいました。

あと、第2幕は近年色々といじり過ぎなんじゃないかなって
正直感じる点もちょいちょいあるんです。

バックステージのシーンや
エンディングのCONTINUEも
前のままが良いなって・・・

どうしても思ってしまうのですよね。

「夜の海」も、以前の演出ならここで多少の説明があっても良かったと思いますが
もはや本編内のセリフだけでも、十分伝わると思うので、
久しぶりにコウイチが最期に率いるカンパニーとの群舞を
途中に入るセリフなしで見たいのですよね。
なにかと随所に補足が加わっていくのは
少し過剰に思えるシーンもあるかなと。

ちなみに、LEDパネルの事故の為、演出に変更があったのですが、
これは全く気になりませんでした。
何の遜色も感じないいつものSHOWでした。

Endless SHOCKは決して光一さんだけがいれば成立する舞台ではなく
かといって、彼がいなければ全く成立しない世界的にもユニークな舞台なのですよね。

まさかこんなにも文字通り、エンドレスに再演が続くと思っていませんでしたが
これから更にどう進化させていくのか?
事故は2度と起きて欲しくはないですが、
安全性だけにこだわっても、ダイナミックな舞台が築けないと思いますので、
上手く両者が両立するような素晴らしいステージを続けて欲しいと願うばかりです。

SHOW MUST GO ON.

この精神は、”何があっても続ける”価値があるほどの重要なミッションがないような私にはあまり縁がなく

そういったワークに携われる人たちがうらやましいとすら思える高尚なフレーズですが、

自分もこのセリフが言えるような事に携われるように努力をしていきたいと思います。