・・・つづき「カムイ外伝」舞台挨拶@川崎

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そ、その前に、公開初日の川崎での舞台挨拶レポを先に(既に忘れかけている・・・苦笑)。
会場のキャパが550名近いこともあって、やたらデカイ!
で、もって明かりが足らず、めっちゃ暗い!
会場のライトだけではとてもとても足りないので、照明器具がセッティングされていたのですが、(席が遠かったせいもありますが)それでも暗いので、私は必殺技の”双眼鏡”を取り出して見ていましたけど、あれじゃ~私より後ろの席の人は顔すらよく見えなかったんじゃないでしょうかね?シネコンってギリシャの円形劇場のように、ステージ(すらないのだが、実は)が低くなっているんで尚のこと。
松ケンと監督は会場にちょっと早く着いたそうで、クライマックスシーンを脇で見ていたらしい。「何べんも見てるけど、改めて不動の最後のセリフに感心した・・深いな~と」と松ケンは言っておりました。
何を隠そう、わいもちょうど横浜で本編を見た時に不動の最後の「カムイ、おまえも忍だ、所詮同じ血よ」というセリフに、痛く感心していたところだったので、すんごく驚きました!!
ちなみに、これはカムイが子供の頃の回想シーンで、農民の子供に石をぶつけられたシーンにリンクしているわけですが、それに初めて気づいたんですよね~。
んでもって、川崎ではお客さんからの質疑応答形式での舞台挨拶となりました。
Q1. (監督に)撮っていて大変だったこと、(松ケンに)演じていて一番大変だったことは?
島の人たちが殺されているのを見た時の、カムイの気持ちをどう表現したらいいのか全く分からなくなってしまって、監督に「スイマセン!もう一度最初からカムイのことを説明してください」って言いました。でも、監督はずっとボクの傍について優しく説明してくれたので、それからは迷いなくできました。なので、あのシーンは好きなシーンです。
Q2. 沖縄は暑くて何度もお風呂に入ったと思いますが、ボディシャンプーは何を使っていますか?
この質問の直後、ふつうなら質問者から視線を外さない松ケンは、瞬間すごく嫌そうな強張った表情を見せました(ややうつむいてましたが)。そう言えば、彼のこんな否定的な顔って見たことないかも。私もあきれてポカーンでしたけど。
監督は優しく交わしていましたけど(笑)、松ケンは「ホテルの備品です」とさらっと答えたあと、暑くて大変だったことに質問内容を脳内で変換して、毎日点滴しながらロケをしていたことを語っていました。
Q3. カムイは夢を追い続けていますが、お二方の「夢」は何ですか?
去年はとにかくカムイをとり終えることが夢でした。今は、ひとりでも多くの方に見てもらえることが「夢」です。
大体の内容なので、もし微妙に違ってたらごめんなさいね~!
他にも、もちろん色々とお話されていたのですが、とにかく次作を作りたいという空気に満ちていて、多分この情熱を持ったまま、これから全国を回るんだろうな~と感じました。
では、また明日、新宿ピカデリーに行って参ります!!