ぎやあああ~、松さまと握手しちゃった~!!

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全国27ヶ所、登壇数31回の締めくくりとなる、新宿ピカデリーの舞台挨拶に行って参りました!
舞台には、日本地図に舞台挨拶をした場所が書き込まれていて、赤い造花がくっついているパネルが設置されていました。
プレスも30社ぐらい入っていましたね~。
で、わいは通路より前の上手側通路に座っていたのですが、松ケンと監督はこちら側の客席入口から登場!するってぇと、わいの横を通過する??、うっへぇ~・・・と、ズンズン両手で握手しながら近づいてくるオールバックにした、色白さんの顔を見ながら、左手だからぶつかんように、わいも左手を出そうと決め、スイっと出したら指にヒット!
「あっ」と思って指を握ったら、松ケンの方から手のひらを滑り込ませてきてくれまぢだ~ぁあ。
きゃー、すっごいキレイな指で、細くて長くて白かった(スイマセン!色は見てません。想像です)。そして、すっごい冷たかった~!!
緊張してたのかな?(表情はそんな風じゃなかったけど)、それとも直前にトイレにでも行って手を洗ったばっかしだったのかな?
それぐらい、ものすごい冷んやりしてピトっと吸い付くような感触でした。
やばい、やばい、やばい・・・。
嬉しすぎて気が狂いそう!!
席も前だったので、舞台挨拶の間も、もうひたすら見惚れた。
おでこ上げてるの見たのも初めてだったし、とにかくヒゲがカッコ良くて、もう自分でもうるさいくらいに溜息が出まくり。
おかげで、彼らがハケた後ボーッとしちゃって、暫く映画に集中できなかったよ。
松ケンは髪をアップにして、「カムイ一筋」のプリントが入ったTシャツは監督とお揃い。でもスーツは、初日とは違うちょっと生地に模様(というか織り)の入ったスーツを着ていました。
登場後、まずパネルに監督と松ケンが「27ヶ所、31回、移動距離5,302km」と記入。監督が「5千キロってシンガポールまでの距離に匹敵するらしいよ。ケンイチの故郷だと何回往復できる?」と聞くと「あー、大体700キロぐらいなので、大体3回半ぐらいですかね」と答えると、「そっちの(例えの)方が現実味があるよね」とのこと。
全国回ったので、美味しいモノも戴いたらしく「夕べのウナギは素晴らしかった!」とか、札幌では監督は抜け駆けしてラーメンを食べたそうで、松ケンは「ボクはスープカレーを戴きました」とのこと。
さすがに、もう31回も登壇したということもあり、また、上映前の舞台挨拶だったこともあって、いつものようにロケが過酷だったとか、撮影エピソード的な話はされませんでした。
総じてまとめ的な話でしたが、トロント映画祭では観客が手裏剣を投げるシーンで、3D映画でもないのに、カムイと一緒になってよけていたという話がでて、じゃ最後だから皆さんもよけてみてください、と監督が言うと、カムイ(松ケン)の「シュッ」というポーズで、みなさん思い思いによけてました(笑)。「いろんな方向に顔が傾いていて良かったです」とは本家カムイの感想。
詳しくは多分また公式に上がると思うので(←ヤル気ねぇのかよ!)、そちらを参考にしてください!
フォトセッションでは、選挙開票みたいに、日本地図のパネルの新宿ピカデリーのところにゴールドの花をくっつけるポーズでパシャパシャとフラッシュを浴びておりました。
最後の挨拶をした後、固く監督と握手をしてハグ。
この時に、監督が感極まって真っ赤な顔して泣いていました。
松ケンは「あぅ、監督が感無量で泣いてますよ~」と人事のような飄々としたコメント。監督にとって「カムイ外伝」は、本当に”魂”の作品だったんだな~ってジンジン伝わってきたので、私もグッときてしまいました。
もちろん、この日も、第二弾を製作したいということを重ね重ねコメントされていたので、その徹頭徹尾変わらぬ情熱に圧倒される思いです。
壇上を降りた後も、出口前で深々と頭を垂れ、そして笑顔を手を振りながら去っていう二人の後姿が何ともすがすがしくて、普通なら連休も最終日だし、舞台挨拶もこれで最後だと思うと、見ている側のこちらとしても寂しいものなのですが、何だろ?すごく気持ちが前向きになりました。
松ケンも「映画は教育だと思う。自分と照らしあわせて学んで欲しい」みたいなコメントもしていましたが、今日は彼のコメントが終始未来を見据えたアカデミックな内容だったこともあったからかも。この人、不器用に見えるだけで、本当は言葉の選び方も上手いし論理的で頭がいいんだよね~(相変わらず、立ち姿はキョドイし、子供みたいに体が常に動いて落ち着きはないけど・笑)。
ちなみに、この日一緒に見た、松ケン&カムイ初体験の同行者は、ナマ松ケンに対し「あの子はホント普通の子だね~」としみじみ言っていました。
あんなに、前の席でじっくり見たはずなのに・・・。
そして、隣でわたしがこんなにも夢見心地でいるのに・・・、もとい、私にとっては、文字通り夢見心地になるくらい”十分過ぎるほど”美しくカッコ良かったのにもかかわらず、その感想って、あんまりだ~!!
あっ、こんな所まできてスイマセンが、タイトルの『松さま』はマツジュンじゃなくて松ケンなので、あしからず・・・。