「ノルウェイの森」ジャパン・プレミア@早稲田大学 大隈講堂

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落葉が美しい早稲田大学にいそいそと松ケン詣でに行って参りました!
何と言っても祝日なので、いつもより少々早めに並ぼうと出かけたのですが、そのおかげあって「ネ申」席を頂きまして・・・。うっ、嬉しい!こんな近くでナマ松拝むのは「カムイ外伝」以来、一年ぶり!
試写会が始まる前に、会場の大隈講堂前でレッドカーペット・イベントがありまして、必然的に試写会見る人はレッドカーペットには参加できないようになっていて、このイベントが始まる前に会場に入れられてしまうんですが、座席券に引き換えて講堂に入る時、群衆もマスコミもスタンバイOK状態のレッドカーペットの上を歩いて中に入らなければならないんです。いや~気分良かった!!思わず階段上がる時なんかギャラリーの方振り向いちゃったもん。ヘケケ(←おっ、久しぶり)
歴史を感じる講堂内はいささか寒うござんしたけど、ご立派な建造物でした。こういう空間で映画を見れるってのは誠に嬉しい体験ですね~。「東京島」のアウトドア上映もそうですが、試写会は所詮無料なので、完璧に上映されることよりもイベント性が高い方がプロモーションとしては都合が良いんでしょうが、見ているこちらも同意見だな。映画はまた映画館で見ればいいんだから。
結局、レッドカーペットの模様は、会場内のスクリーンにちゃんと中継してくれたので一部始終を見ることができました。松ケンと凛子ちゃんと希子ちゃんだけだと思ってたんですが、松ケンたちが着いて暫くしたら、また車が着いたので「あー、そっか、トラン(監督)が来てないな」と気づき、てっきり彼が降りてくるのかと思ったら、高良健吾くんが!予想してなかっただけに「オヨッ」と軽くサプライズ。そして次の瞬間に私の口から出た言葉「高良くんが来るんだったら、玉鉄も呼んでよ~!」。そしたら、間なしにもう一台車が着いて、玉鉄登場!この瞬間めっちゃテンション上がってしまいました(笑)。
舞台挨拶では、各キャストはご挨拶と「この映画に参加して一番テンションが上がった瞬間」という質問だけで時間がきてしまったのですが、この質問では話が結構拡がっていましたね。割と皆さん良くお話される方ばかりだったので、壇上の空気は非常になごんでいました。希子ちゃんは緊張しながらも、どこか堂々としていて笑顔もキュートで好印象。霧島レイカさんの表情がちょっと硬かったですけど、とても美しい女優さんでした。驚いたのはハツミ役の初音映莉子さん。映画と全然違うの~!女優さんってホントすごい。
席が前過ぎて(ぜーたく!)壇上の皆さんをやや見上げる感じだったので、少しスタイルが悪く見えちゃうんですけど(笑)、そこはちゃんとプラスに勘定を盛って見させて頂きました。それにしても、松ケンはエロ男爵みたいだったな~(爆)。もうね、次の役づくりの為なのかどうか分かりませんが、ヒゲがやたらスケベっぽいんですよ。私はそれでも構わないですけど・・、まぁ「JAPANESE AMERICANS」みたいな坊主よか、ずーっとマシですわ。「トップランナー」で、彼も”子供の頃から顔は長いけど、今でも長くなってる”って言ってましたけど、私もつくづくそう思って眺めてた(笑)。でもね、あー見えて、横向くと本当にキレイなんですよ~、あの人。ただ、そう思うと同時に「(麗美さで言ったら)木村了くんとは明らかに別次元の人やな」と思う自分もおり・・・(笑)。
あっ、玉鉄がいいこと言ってました(以下、意訳)。「最近の映画はエンターテインメント性の強い、展開の早い映画が多くなっていて、この映画のようにじっくりと時間が動く作品が少ないので、たまにはそんな世界に浸ってみてください」。うん、その通り!!と、私も思いました。まぁ、この映画でテンポの良さを求める人はいないだろうとは思いますけど、ゆったりとした映像は決して原作からはズレていないと思うので、是非許容して見て頂きたいですね。
みなさん、オーディションを経てこの役を勝ち取ったそうで、そのエピソードが楽しかったですね。凛子さんの話は耳タコではありますが、他の皆さんも海外の監督、ましてやノルウェイの森となると、オーディションで選ばれていたんだな~って。でも、皆ちょこっとしか出演しないのに、並々ならぬ熱意でこの作品に出演できる喜びを惜しみなく語っていらっしゃいましたよ。
松ケンは「一番テンションが上がった時」という質問に対しては、「凛子さんと二人のシーン(バースデーのシーンと思われ)を一日かけて2テイク撮って、ダメで、次の日3テイク目でOKになった時は思わず凛子さんをハグしました」と回答。・・・想像するにシンドイよね~。最後の挨拶で「インする前に、監督から”お前はこの映画で大恋愛をすることになる”って言われたんですが、撮り終えてその意味が分かりました。皆さんもこの作品を見て大恋愛をして下さい」と締めくくっておりました。
映画については、またちょっと書き足したいポイントがあったので、次回に更新したいと思います。
あー、あと、例の”絡みのシーン”ですが(ベッドシーンと書きたいんだけど、実際ベットじゃないから畳シーンとかって言った方がいいのかな・笑)、私はレビューで「ライトだ」と書いたんですけど、試写会場の反応はそうでもなく、上映後に耳にしたんですが「あそこ、長すぎない?」、「ってゆーか、多すぎない?」とか、まぁ、この方がたはきっと原作を読んでないんだろうなーと。原作読んだら、そんなののオンパレードで、きっとひっくり返っちゃいますよ。あとは「露骨すぎる」って声も。そうかな~・・・。リアルはあんなキレイなもんじゃなくて、もっと露骨だぜ~(笑)。私は、ただ、ただ美しくて見惚れてしまうんですけど、松ケンに!!
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