天皇の料理番 佐藤健、桐谷健太、柄本佑に「配役の妙」あり

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ひと口にTVドラマといっても、作品の出来不出来、密度は様々だ。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * * AKB48の渡辺麻友初主演ドラマ『戦う!書店ガール』(フジテレビ系火曜午後10時)の視聴率が話題になっています。5話5.0%、6話3.6%。「テレビ史上最低視聴率更新の危機」などと騒がれ、最低数字3.5%を塗り替えるかもしれない、とか。“キャストありき”のドラマづくりが元凶という指摘も。これまでさんざん言われてきた話ですが。 人気アイドルが、必ずしも演技下手とは言えないはず。しかし、まず最初に人気者を主役と決めてしまって、それからドラマの構成や配役、演出を考えていくのだとすれば--。当然ながら、無理が生まれがち。ひたすら主人公を見せるためのドラマに陥りがち。それは素人が考えても想像できること。 それとは正反対のドラマも、今放送中です。 一言でいえば、まずは脚本、構成、演出案ありき。 このドラマは、いったい何を描くのか。最初にテーマとねらいとがしっかり絞られ、そこから各キャラクターの人物像・性格・役割が明快に確定される。そして、構成にぴたり適合する役者が配置される--。 『天皇の料理番』(TBS系日曜午後9時)は、そんなプロの仕事ぶりを感じさせるドラマ。

情報源: 天皇の料理番 佐藤健、桐谷健太、柄本佑に「配役の妙」あり│NEWSポストセブン